交流している団体のリンク

  • 流山市立博物館友の会
    ブログ主が所属する千葉県東葛飾地域で活動する文化団体。発足から50年近く郷土史の掘り起こしを中心に、様々な活動を展開している。
  • ダムダン空間工作所
    建築家石山修武氏が創設した建築設計事務所。那須のセルフビルドでは多大なご支援をいただきました。
  • 開拓工務店
    自宅のリフォームでDIY作業に協力してくれました。カナダで修行してきた棟梁のユニークな感性が光ります。
無料ブログはココログ
フォト

文学

2023年3月17日 (金)

「川柳」始めました

ぼくが入っている流山市立博物館友の会には川柳講座があって、長い間興味はあったのですが、俳句ではなく川柳というのに、そこはかとない抵抗感を抱いてたんですよ。

川柳といえば、最初に頭に浮かぶのが、サラリーマン川柳でしょう。

休日くらいサラリーマンの世界から離れた空間で、息を吸いたいのに、川柳なんぞに首を突っ込んだら、逆効果なんじゃないか。

なんて考えて、スルーしてきたワケです。

ところが、古川柳と漫画を組み合わせた作品である杉浦日向子『風流江戸雀』を、改めて読み直すと、いいあんばいにチカラが脱けて、江戸の空気感を感じることが出来て、すごくいいんです。

Photo_20230317190901

手をたたいて、大笑いするようなユーモアではなく、「茶」の笑いというそうです。

『うつくしく やさしく、おろかなり』の「贅の文学」という文章に「茶」についての説明があります。

「茶とは、かすり笑いの事で、声に出す明るい快笑でも、腹に含む皮肉な哄笑でもない、ふっと緊張の解ける、筋肉の緩む、殆ど無意味な笑いです。」

これは黄表紙のような江戸戯作について書いた文章ですが、川柳にも「茶」の精神が根底にあるような気がします。

そういえば、杉浦日向子はこんなことも書き残してますね。

「未来に希望を持たず、さりとて、現実に絶望もせず、あるがままを、ありのまま、丸ごと享受して、すべて世と、命運を共にしようという、図太い肯定の覚悟が、戯作にはあります。」

なんだか、世の中が荒れてます。

こんな時代こそ、江戸戯作や川柳の「茶」の精神を胸に、図太い肯定の覚悟を持って生きることが必要なのかもしれません。

それと、失業したので、こんな歌を思い出しました。

履歴書を書きまくってる今の気分にピッタリなのです。

 

 

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30