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2020年5月17日 (日)

昨日に引き続いて、『小さな泊まれる出版社』のこと。

昨日、真鶴出版のことを書いたのですが、本を読んでいて知ったのは、真鶴という町には1993年に制定されたまちづくり条例「美の条例」の中に、真鶴の良さを定性的に定義する、独特な『美の基準』を盛り込んでいるということです。

美の基準について、ウェブマガジン「コロカル」に「真鶴の暮らしの風景に表れる『美の基準』とは?」という記事があり、詳しく書いてあります。
ぼくはまだ、未見ですが、そこには景観だけでなく、コミュニティにまで、言及しているとのことで、『小さな泊まれる出版社』の写真を担当したMOTOKOさんは本の中のインタビューに答えて、こんな話をしています。

「真鶴は『美の基準』をつくることにより、経済こそ回すことができなかったけど、なんとかコミュニティと自然、生活環境だけは守った。しかもそれが関東圏に唯一残されているのは奇跡だと思います。」

「いまは経済第一主義からようやく変わってきて(中略)”そこにしかない風景”、希少性が価値を持つようになってきた。ようやく「グローバリズム化に抗って良かったね」と、生活風景を守り続けているのが真鶴の価値だし、知性なんです。」

写真家のMOTOKOさんだけじゃなく、建築ユニットのトミトアーキテクチャのお二人も、すごくいい話をしていて、「コトづくり」「モノづくり」という、ある意味、相反する課題の中で、深い苦悩を抱えていた建築家を、間近に見てきたから、トミトの話は、スッと腑に落ちました。

そういう小難しい話は、書き始めると長くなるから、ひとまず、終わりにしますが、『小さな泊まれる出版社』って、小さな本だけど、最新の、たくさんの知見が織り込まれた労作で、意外に射程距離の長い、幅広い層に読んでもらいたい、好著です。

このブログのタイトル「面白い人が作る町は面白い」には、ぴったりな作品で、繰り返し読んで、勉強したいと思います。

本日の音楽は、自宅から那須に向かう車中でいつも聴いてる小野リサ「シ・ア・ワ・セ」。

 

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