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2018年8月 5日 (日)

今日から「働き方・住まい方研究家」を名乗ります。 働き方だけとか、住まい方だけとかの研究家はいますが、自分の中では労働と居住は表裏一体で、この二つを統合しないと意味がないと考えています。

自分の肩書きをいままで、TPOに応じて使い分けてきたけど、
そろそろ固定したいと思っていて、今日から「働き方・住まい方研究家」を名乗ります。
働き方だけとか、住まい方だけとかの研究家はいますが、
自分の中では労働と居住は表裏一体で、この二つを統合しないと意味がないと考えています。
長い間会社員をやっていると、会社というところは、
「住まい方なんて俺たちには関係ないもんね」といったあんばいで、
「居住という人権問題」をものすごく軽く考えていて、
入学金払い込み済みの子どもがいる社員でもかまわず、
簡単に転勤させることに唖然とします。
ぼくの勤め先には、小学生だった娘が大学を卒業して社会人になっても、単身赴任だったなんていう人がいました。我慢できずに会社やめちゃったけどね。
そんな居住の自由すら制限された中で、大都市圏に人口が集中して、
みんなが会社の論理を当然のように受け入れて、地方が疲弊して、
にっちもさっちもいかなくなっているのがいまの日本なんじゃないでしょうか。
かといって、会社を辞めるに辞められず、自分の家族や故郷に残した両親も気になる。
なんていう人が大多数だと思います。
そしてみんな、こどもじゃないんだから、社会を一気に自分の思うとおりに変えることなど、望んでないでしょう。
いろんな人の立場を配慮して、バランスを取りながら、だましだましやってゆく。
そういう大人の戦略があるんじゃないかと思います。
そういう意味で「働き方・住まい方研究家」を名乗ります。
「働き方・住まい方研究家」として、まずは紹介したいのが「関係人口」という考え方です。
最近ローカリズム雑誌化が進行中の「ソトコト」本年2月号
以下のような宣伝文が付いてます。

「観光以上、移住未満の第三の人口!交流でもなく定住でもないローカルイノベーション、それが「関係人口」です。この関係人口が増えていくことで、地域が盛り上がり、幸せになっていく。」

「関係人口」っていう言葉はイマイチ学術用語っぽくて、なんだかなーですが、
首都圏と地方のバランスがとれた社会を作るには「始めのいーっぽ」が大切なので、
こういう言葉が発明されたことは素敵です。
首都圏で満員電車に乗って、不機嫌な気分で会社と自宅の間を往復する暮らし方から、目を転じて、観光地に息抜きするよりももう少し深く、地方と関わってみる。
日本中どこでもいいから、気に入りそうな町や村に「居場所」を作ってみる。
いまはSNSが発達しているから、手がかりをつかむのは簡単です。
手がかりが出来たら、実際に現場に行って、ホテルでもいいから泊まってみる。
単なる観光客の時とは、違う視点で見ている自分に気がつきます。
ぼくは那須町に山小屋がありますが、それでも長い間、観光客目線以上には、
発展しませんでした。
芦野のゲストハウスに泊めてもらって、
初めて那須町が第2の地元になった気がしました。
そういう人にオススメなのが、『養老孟司の幸福論』です。
これに関連して以前のエントリに書いたことがあるのでリンクを張ります。
ちょっと気合いが入りすぎて、長くなりすぎたので、ここで一息つきます。
プリシア・アーンが涼しい感じで歌っている
はっぴいえんどの「風をあつめて」

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