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2018年1月

2018年1月28日 (日)

モンゴルのパオや、アフリカのサバンナのように、プライバシーを守るために家を作るんじゃなく、公共空間としての家が、かつては日本にもあった。

いつからなのかわからないくらい、長い間体調がイマイチでしたが、完全に復活しました。
やったことは、とにかく体を温めること。特に首回りを暖めると、眼の疲れ、肩こり、背中のハリも解消されて、すこぶる調子がいい。
最近は夏でも、首は冷やさないように気をつけているんだけど、それでもおかしくなった。
永井荷風が、冷たい飲み物を絶対に飲まないようにしていると、どこかで読んだことがあるが、身体を冷やさない工夫だったのかなと思う。

それと運動不足。先週は毎日雪かきで、体じゅうがいたいけど、この寒さの中、血圧も日を追うごとに、下がっていて、夜は熟睡出来る。
年齢のせいで、体力が低下していたと思いこんでいたが、体調不良の原因は運動不足と身体の冷えで、その2点を改善してから、体が元にどった感がある。

たった10日前まで、休みの日は何もやる元気がわかず、長いトンネルがどこまで続くのか悩んでいたのがウソのよう。
ことしはブログの更新回数も増えるかもしれない。

ところで最近はまっているのが『養老孟司の幸福論』

いままで、ぼくは養老孟司のいい読者ではなかったのだが、この本を読んでかなりインスパイアされて、目から鱗が落ちた。
さらに余勢を駆って再読したのが隈研吾との対談『日本人はどう住まうべきか?』

この本の中ですごく大事なことを言っている箇所があって、要約すると

モンゴルのパオではどうやってプライバシーを守るのかというと、パオの中が公共空間で、プライバシーは外にあるという。
また、アフリカのサバンナでも同様で、土と動物の糞を固めてできた小さな小屋の中で、30人~40人が寝起きするのだが、屋外の生活が豊かで、そこにこそ文化があるというのだ。

以前、読んだ本なのに、読み飛ばしていた箇所だ。
隈研吾も大発見だと言っているけど、ぼくにとっても、これは大発見なのだ。
長い間、もやもやしていた、祖父や祖母の時代の茨城の生家の暮らしが快適だった秘訣がやっとわかった。

モンゴルのパオや、アフリカのサバンナのように、プライバシーを守るために家を作るんじゃなく、公共空間としての家が、かつては日本にもあった。

確かに、祖父の時代は、冠婚葬祭、すべて家で行ったし、朝から他人が家の中をウロウロするような、賑やかな公共空間で、それが当たり前だと思っていた。

じゃあプライバシーはどこにあったのかと想像をめぐらすと、おそらく祖父にとっては、誰もいない早朝の霞ヶ浦で舟に乗って漁をしつつ自然と触れあっている時が、趣味と実益を兼ねた最高のプライベートな時間だったと思う。
いま思い出したが、以前母から聞いた話では、霞ヶ浦がもっと綺麗だった時代、祖父は、歯磨きも、朝ご飯を炊くのも、湖上で行っていたという。
舟の上が最高の贅沢なプライベートルームだったんだろうって思う。

何か大きな発見をしてしまった、そんな気がしてならない。

日曜日の朝は、タジ・マハールとライ・クーダーの「ステイツボロ・ブルース」。
オールマン・ブラザーズ・バンドで有名な曲だが、こっちの方が全然いい。
こんなに、ノリのいい曲だったとは。
最近の細野晴臣の世界に似ていると思った。

2018年1月 6日 (土)

おとこ杉浦日向子になるには、60歳からでは遅いけど、ほんの少し近づくだけでいい。

新年になった途端にインフルエンザを発症し、高熱にうなされ、初夢どころではなく、リアルな悪夢ばかり見た。

最初は、1月5日から始まる会社の仕事の夢が繰り返し繰り返し出てきた。それが二日間続いて、最後にあられた夢は、広い敷地内に4棟ほどの、大きな茅葺き屋根の建物が建ち並ぶ、妙にリアルな風景。
ふだんは眠りからされた途端に、夢で見たディテイルって忘れてしまうのだけど、
この夢は、どういう訳か、ハッキリと覚えている。
現実にその場に行って見てきたような錯覚に陥る不思議な夢だった。

建物の大きさに対して、屋根が不相応に大きいので、溶けかけたソフトクリームのように、地面すれすれまで、屋根が降りている。
風の音すら聞こえない、静かな空間だけど、地面から数カ所ライトアップされているので、どことなく温かくて、こころ惹かれる。
どうしても家の中に入らせてもらたくて、玄関扉に手がかかった瞬間に目が覚めた。

アズビー・ブラウンの『江戸に学ぶエコ生活術』
熱でうなされる合間を縫って、こんな本を読み、18世紀の農村にタイムトラベルしていたからかもしれない。
こうなると面白くなって、本格的江戸時代に留学してみたくなった。
杉浦日向子が、かつてこんな本を出していて、ずいぶん影響された。
おとこ杉浦日向子になるには、60歳からでは遅いけど、ほんの少し近づくだけでいい。

YouTubeでラジオ番組の録音を聴いていたら、細野晴臣がいま一番行きたいパラダイスはどこかと問われて、江戸時代だと言っていた。ちょっと意外だったけど、なるほどと納得した。
下に貼ったのは、鈴木春信の「風流四季歌仙 水無月」
こんな風景の片隅に、そっと入り込んでいきたい衝動にかられる。

Photo_2

港区や狭山のイメージが強い細野さんが、最近は下町をぶらぶら歩くのだという。

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