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2017年2月18日 (土)

都内を転々とした、ふるさと喪失者のボクにとって、那須町はいくつかあるふるさとの一つになり始めている。「ありがとう黒田原」

ずっとお知らせしている「懐かしき未來 その2那須町できものの風が吹き始めた」が完成して、20日に発行されます。

最初にDTPでこういう本を出そうと考えたのが、WIN95が出てすぐだったから、1996年頃だったかな。
いまは恥ずかしいと思うけど、当時はいいと思ったタイトル「はっぴい愚連隊」という冊子造りが最初のチャレンジ、これは未遂に終わって、「はっぴい愚連隊」の残党で、一号だけ作ったのが「わがまま生活」。
「農薬をなめたらあかんぜよ」とか、ばかばかしいタイトルの記事を、考えてはボツにし、誰が読者になってくれるのか、わからないお馬鹿なリトルマガジンは、自然消滅した。

その後も、メンバーを集めては失敗し、また再起しては失敗し、途中で諦めて、郷土史研究や、産業考古学や小説書きに手を染めたりして、もの書きに専念しようかと考えた時期もあったけど、やっぱり、エディターというか本作り職人になる希望は捨てられないと思い直し、おととし暮れに企画から、原稿執筆、編集、印刷、製本、販売まですべて自分一人の作業で通した「懐かしき未來 その1」を出して、きっかけをつかめたように思う。

「はっぴい愚連隊」から、ここまで、どれだけ長い道のりだったんだろうって思うし、今回のこの本でも実際最後の最後まで、いろんな苦難が続き、漫画スラムダンクの桜木花道じゃないけど「神様、そんなに私のことがお嫌いですか」とつぶやきたくなるような事態も、散々くぐり抜けてきた。

けれども、山登りで頂上まで上り終えた気分とでもいうか、終わってしまうとスッキリ、この20年間で楽しかったことしか思い出せない。

いまは、ひとまず、ありがとう黒田原!と言いたい。
黒田原と芦野の間にある富岡の新文化人村に仲間と合宿して、那須高原まで通って、山小屋を作った。
黒田原の室井金物店さんに寄り、砂利や砂の配達を依頼したり、駅前のセキスーパーでラム肉を買って、北海道生まれの友人とジンギスカン鍋をやったり、いま思うと、そのころから黒田原、芦野という那須町の中心地との縁が始まっていたように思う。

そして今、黒田原の「那須きものスタイル」の菊地厚子さんという望みうる最高の伴走者との出会いがあって、一緒に本を作ることが出来た。

黒田原といえば、こんなエントリに反応してくれたUさんからの連絡も嬉しかった。

ちょっとショックだったのは黒田原駅近くの商店街を車で通ると、古い木造のいい感じの郵便局など、震災の爪痕が生々しく残っていて、首都圏では考えられないくらいひどくやられて、放置されたままになっていること。

それもこれも、みんな黒田原という町との関わりから始まっている。
深い、えにしを感じる。
少年時代、都内を転々とした、ふるさと喪失者のボクにとって、那須町はいくつかあるふるさとの一つになり始めている。「ありがとう黒田原」。
山小屋に帰ってきて、一人で酒を飲み始めたら、そんな言葉が自然と頭に浮かんだ。

気がつくと、長いエントリになっていた。
ここらで音楽に行こう。

文章を書き終えた瞬間に頭に浮かんだのが、この曲。
那須町によく似た環境のアメリカのウッドストックという町を代表する名曲。
リック・ダンコの『スモール・タウン・トーク」

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