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2017年2月

2017年2月26日 (日)

名称は「生活文化ライブラリー@青空公房」として、日本流のきものや住まいなど、生活文化に関連した本を、緑茶でも飲みながら楽しんでもらえるような場所にして、「懐かしき未來」に共感してくれる人たちが集える空間になればと考えています。

先週、「懐かしき未來 その2」の発行を終えて、三日間販売店さんを駆けずり回って、一週間たったところで、これまでの疲れがどっと出たのか、体調を崩してダウン。

ちなみに取扱店は下記の通り。

【那須エリア】
金子書店(黒田原)
大原レストラン(黒田原)
那須きものスタイル(黒田原)
遊行茶屋(芦野)
隠居の間(芦野)
駄菓子屋ちゃ色(伊王野)
白牡丹(那須塩原)

【千葉県市川市】
ブックカフェ ローゼンホルツ
雑貨カフェ Tree-B

まだ販売店は増える可能性もあるので、その都度紹介しますが、いずれも個性豊かな店主さんたちが運営するお店で、ぜひ訪れてもらいたい場所ばかりです。

行き方が分からない人は、最初に黒田原駅前にある金子書店さんを訪ねてもらうと、教えてくれると思います。まちの駅にも指定されている本屋さんで、コーヒーやお酒も楽しめる、面白空間です。

那須のへそ 黒田原まちの駅のまちの駅

そういや、金子書店さんはミニFM局をやっているらしい。
80年代に自由ラジオっていうミニFM局がちょっと流行した時期があって、
粉川哲夫「これが『自由ラジオ』だ」っていう本を読み耽ったことがありました。

古い本で画像もないけど、紹介だけしますから、バカ高いAmazonじゃなく、フツーの古本屋さんか、図書館で見て下さい。
インターネットのない時代に、名もない一個人が安価に情報発信するための、ノウハウが書いてあって、ぼくはこの世界に一気に引き込まれてしまいました。
といっても、何も出来ずに歳月が流れ、金子書店さんを知ったことは、とても嬉しいです。

 

ひと仕事終えたばかりで、まだまだ気が早いのかもしれないけど、何年も前から、構想だけは作ってきた読書空間もことしの夏頃までにはオープンにこぎ着けたいと思います。

名称は「生活文化ライブラリー@青空公房」として、日本流のきものや住まいなど、生活文化に関連した本を、緑茶でも飲みながら楽しんでもらえるような場所にして、「懐かしき未來」に共感してくれる人たちが集える空間になればと考えています。

今日はたまに演奏を聴きにゆくユニット「あわいびと」のメンバー中村力哉さんのピアノで「朧月夜」をまったりと楽しみます。

あわいびと

数年前、あわいびとの那須ライブを見逃したのが、とても残念だけど、こうして家でピアノを聴いているだけで、癒やされます。

2017年2月18日 (土)

都内を転々とした、ふるさと喪失者のボクにとって、那須町はいくつかあるふるさとの一つになり始めている。「ありがとう黒田原」

ずっとお知らせしている「懐かしき未來 その2那須町できものの風が吹き始めた」が完成して、20日に発行されます。

最初にDTPでこういう本を出そうと考えたのが、WIN95が出てすぐだったから、1996年頃だったかな。
いまは恥ずかしいと思うけど、当時はいいと思ったタイトル「はっぴい愚連隊」という冊子造りが最初のチャレンジ、これは未遂に終わって、「はっぴい愚連隊」の残党で、一号だけ作ったのが「わがまま生活」。
「農薬をなめたらあかんぜよ」とか、ばかばかしいタイトルの記事を、考えてはボツにし、誰が読者になってくれるのか、わからないお馬鹿なリトルマガジンは、自然消滅した。

その後も、メンバーを集めては失敗し、また再起しては失敗し、途中で諦めて、郷土史研究や、産業考古学や小説書きに手を染めたりして、もの書きに専念しようかと考えた時期もあったけど、やっぱり、エディターというか本作り職人になる希望は捨てられないと思い直し、おととし暮れに企画から、原稿執筆、編集、印刷、製本、販売まですべて自分一人の作業で通した「懐かしき未來 その1」を出して、きっかけをつかめたように思う。

「はっぴい愚連隊」から、ここまで、どれだけ長い道のりだったんだろうって思うし、今回のこの本でも実際最後の最後まで、いろんな苦難が続き、漫画スラムダンクの桜木花道じゃないけど「神様、そんなに私のことがお嫌いですか」とつぶやきたくなるような事態も、散々くぐり抜けてきた。

けれども、山登りで頂上まで上り終えた気分とでもいうか、終わってしまうとスッキリ、この20年間で楽しかったことしか思い出せない。

いまは、ひとまず、ありがとう黒田原!と言いたい。
黒田原と芦野の間にある富岡の新文化人村に仲間と合宿して、那須高原まで通って、山小屋を作った。
黒田原の室井金物店さんに寄り、砂利や砂の配達を依頼したり、駅前のセキスーパーでラム肉を買って、北海道生まれの友人とジンギスカン鍋をやったり、いま思うと、そのころから黒田原、芦野という那須町の中心地との縁が始まっていたように思う。

そして今、黒田原の「那須きものスタイル」の菊地厚子さんという望みうる最高の伴走者との出会いがあって、一緒に本を作ることが出来た。

黒田原といえば、こんなエントリに反応してくれたUさんからの連絡も嬉しかった。

ちょっとショックだったのは黒田原駅近くの商店街を車で通ると、古い木造のいい感じの郵便局など、震災の爪痕が生々しく残っていて、首都圏では考えられないくらいひどくやられて、放置されたままになっていること。

それもこれも、みんな黒田原という町との関わりから始まっている。
深い、えにしを感じる。
少年時代、都内を転々とした、ふるさと喪失者のボクにとって、那須町はいくつかあるふるさとの一つになり始めている。「ありがとう黒田原」。
山小屋に帰ってきて、一人で酒を飲み始めたら、そんな言葉が自然と頭に浮かんだ。

気がつくと、長いエントリになっていた。
ここらで音楽に行こう。

文章を書き終えた瞬間に頭に浮かんだのが、この曲。
那須町によく似た環境のアメリカのウッドストックという町を代表する名曲。
リック・ダンコの『スモール・タウン・トーク」

2017年2月 5日 (日)

1ケース分のワインを飲んでも、私は一人で立っていると言い放つ絵描きの女性が、かっこよくて、まるで映画の1シーンを見ているような爽快感があります。

最近、寺尾紗穂という若手のシンガーソングライターを知って、その才能に舌を巻き、ブログで紹介したくなりました。

すでに結構な数のアルバムを発表しているのに、今まで全く知りませんでした。
文筆家としても活躍する彼女の作る歌詞も素晴らしくて、はっぴいえんどの歌詞のように、ずしんと心の奥に響いて、いつまでも記憶に残ります。

その中でも白眉は、この曲。



「オレって北極星みたいじゃね?」などとほざくナルシストな彼氏に向かって、「バッカみたい。あたしはバーにいるから」と言い放ち、そのバーカウンターで故郷の地図と彼氏の似顔絵を、コースターの裏側に落書きする。ジョニ・ミッチェルの歌には、何気ない言葉やどうでもいいような行動の下にも、ワインのように濃く赤い人間の血が流れていることを教えてくれます。作品の形態はまったく違いますが、向田邦子の描く世界に近い。

ハチさんという人のブログ無人島258日目 に載っていた解説がおもしろかったので、転載しちゃいました。
1ケース分のワインを飲んでも、私は一人で立っていると言い放つ絵描きの女性が、かっこよくて、まるで映画の1シーンを見ているような爽快感があります。
ハチさんの解説を読んだら、すごく久しぶりに向田邦子を読みたくなってしまいました。

楽しみの為の読書って、普段ほとんどしませんが、永井荷風と岡本綺堂と向田邦子の小説はいいなあ。
いまやっている仕事が終わったら、向田邦子ですね。

2017年2月 4日 (土)

いろんなモノや想いが交錯し、共感し、時に火花を散らし、関係するみんなの想いがリフレッシュされて、さらに次のステップに向かってゆく。本はそれら沢山の物語を格納する器だ。

一月もあっという間に終わり、もう一年の12分の1が経過して、本年2回目のブログ更新。
年内に出す予定だった「懐かしき未來 その2 那須町できものの風が吹き始めた」も、どんどん延びたけど、前回報告した通り、2月20日発行で落ち着くと思います。

ひとつの仕事をこれだけ、手間と時間をかけて、やるのは出版関係では初めてかな。
自分の人生を振り返っても、25年前の那須高原のセルフビルド以来という気がする。
それだって、輝かしい経験を持つ建築家の小須田廣利さんが、お膳立てしてくれたステージの上で、バタバタ忙しく走り回っていただけで、自分が舞台演出したわけじゃない。

今回の充実感は尋常ではなく、長いこと乗り越えられなかった、、大きな壁を乗り越えたような感じだ。

いまは表紙のデザインの最後のツメをやっている。

そこにも様々な想いが交錯して、時空を超えたコラボレーションもうまくいきそうで。
無印良品のというより、日本を代表するグラフィックデザイナー原研哉が、『なぜデザインなのか』という本の中の対談で、「ポスターはコミュニケーションが行われた痕跡」だと言っている。本も一緒だ。

いろんなモノや想いが交錯し、共感し、時に火花を散らし、関係するみんなの想いがリフレッシュされて、さらに次のステップに向かってゆく。本はそれら沢山の物語を格納する器だ。

谷中でカフェをやっていた娘が、谷中の茶屋で働いていた笠森お仙を描いた鈴木春信と、コラボレ-ションするという、不思議な縁だってある。それも一つの物語。

繋ぐ。

つなぐ。

人と人を繋ぐ。

それが江戸から22世紀まで、生活文化をつなぐことになってゆく。

ぼくたちの時代で、バトンを落とすわけにはいかないでしょう。

そんな不思議な縁を感じる作品に仕上がりつつあるから。きっと。

Osen_at_the_kagiya_teahouse_by_the_

やっぱりこの二人の共演はいい。
どことなく、ジェイムス・テイラーとキャロル・キングの共演を思い出す。

杉浦日向子が亡くなった早朝の病室の様子を描いたような曲だと、実兄が書いているのを読んで、さらにこの曲が好きになった。

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