所属する団体と仲間たちのリンク

無料ブログはココログ
フォト

« 日向子さんは共感すると同時に、明治初期に生まれ、まだビジュアルに江戸をイメージ出来た荷風さん世代は、崩されてゆく江戸文化に対する哀惜の念が先に立ち、その姿に「痛み」をおぼえると言います。 | トップページ | 「連続講座 杉浦日向子に学ぶ、江戸の学校」っていう感じかな。 »

2016年5月 4日 (水)

近頃、那須から戻ると、一日二日、調子が悪いのは、きっと時差ボケに違いない。那須にいる間は、江戸期と同じように不定時法で暮らすために、iPhoneアプリの「あけくれ」という和時計を使って、時刻を見ていたのも、影響しているかもしれない。

那須町から東葛飾に戻ってきて、どうも体調がすぐれず、ぼうっとしている。
最近はいつもそんな感じで、帰ってくるなり、不適応症状が出るのか、旅の疲れが出るのか、どちらかわからないけど、なんだか変なのだ。時差ボケとでもいうのかな。

那須で最後に寄ったのが「隠居の間」という、民家を改造したカフェ。
立派な古民家というより、どこにでもある田舎の家という風情が郷愁をそそる。

1Photo

時間を忘れるような不思議なカフェで、肩から力が抜けてゆくのがわかる。

杉浦日向子にこんな作品があったことを思い出した。

中にこんな一文があった。

江戸への「移行時」には、もう何の抵抗もないが、江戸からこちら側へ戻ると、着衣のまま湯へ入ったような違和感が一時的に残る。いわゆる時差ボケだが、自分の場合、一方向間だけのものだから、ちょっと問題だ。

やはりそうか。那須から戻ると、一日二日、調子が悪いのは、きっと時差ボケに違いない。那須にいる間は、江戸期と同じように不定時法で暮らすために、iPhoneアプリの「あけくれ」という和時計を使って、時刻を見ていたのも、影響しているかもしれない。

日向子さんのこの本はかなり気合いの入ったイラストに、江戸期の具体的な地名が入っていて、ぼくたちが江戸の町を散歩しているような気分になる。
こういう作品を創れる人って、これからもう出てこないような気がする。

っていうのも、江戸期の暮らしの流儀(way of life)の残り香が、明治半ばに生まれたじいちゃん・ばあちゃんを通して、微かに漂っていた社会を覚えているのが、日向子さんやぼくの世代が最後だと思うから。

それはさておき、那須の古町の暮らしのリズムが体に入ってしまうと、どうも抜けるのに時間がかかるようになっているらしい。30代の一時期、かかった沖縄病みたいだ。

そう言えば、沖縄病にかかっていた当時、一番好きだったのがこの歌「テーゲー」
平成ジャパンのリズムを、少しだけでも、自然なリズムに戻すには、この曲が有効でしょう。

« 日向子さんは共感すると同時に、明治初期に生まれ、まだビジュアルに江戸をイメージ出来た荷風さん世代は、崩されてゆく江戸文化に対する哀惜の念が先に立ち、その姿に「痛み」をおぼえると言います。 | トップページ | 「連続講座 杉浦日向子に学ぶ、江戸の学校」っていう感じかな。 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 日向子さんは共感すると同時に、明治初期に生まれ、まだビジュアルに江戸をイメージ出来た荷風さん世代は、崩されてゆく江戸文化に対する哀惜の念が先に立ち、その姿に「痛み」をおぼえると言います。 | トップページ | 「連続講座 杉浦日向子に学ぶ、江戸の学校」っていう感じかな。 »

最近のトラックバック

最近の記事

最近のコメント

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30