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« 競争を避けて、早春に急いで命を繋いでいる福寿草のような春の妖精たちがいる。 実際の生き物の世界は、「生存競争」だ、「弱肉強食」だ、「自由競争」の市場社会が人間の進むべき自然な社会なのだ、なんていう粗雑な論理の対極にある。 | トップページ |  芦野をめぐる長くて大きい、様々な物語が、西行や芭蕉、あるいは長谷川櫂や隈研吾といった天才たちの力を借りて、自分の中で着実に醸成され始めている。 »

2016年3月 6日 (日)

人間の外側を取り巻いている「自然」→自分の体の内外で共鳴する「宇宙」へと、 視点を変えることで新しく見えてくるものがある。 もしかしたらこの本と出会って、何か、とてつもなく、 大きなモノを発見してしまったのかもしれない。

今は啓蟄、旧暦だと睦月の廿八日。
春の気配が、あちこち漂い始める。

うちの近所で桜はあまり見かけないが、民家の庭に咲く梅の花が美しい。

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昼は気温も上がるので、外に出掛けたくなる時期だけど、
休日も家事に追われる日々が続いて、昨日も力仕事だった。
何年も続く、こんな忙しない状況を見かねた高校時代の恩師から
俳句を作ることを勧められたことがある。
入門書をひもとくと、俳句って、古典文学の素養も必要みたいだし
、とにかく難しそうに思えて、ふと振り返ると、結構な数の俳句入門書を読んだが、
どうも腑に落ちない。

こうして、長い間、わかったような、わからないような状態が続いて、
諦めかけた矢先、ふと思いついて、俳句の作り方はどうでもいいから、
楽しく俳句を鑑賞できるようにリードしてくれる本を読んでみようと、考え方を変えて
手に取ったのが長谷川櫂『俳句の宇宙』だった。

まだ一回読んだだけで、この本について詳しく語る能力はないが、
芭蕉と、芭蕉以降の俳人たちの視点の違いが、いま最大の関心事である
「懐かしき未来」とも、どこか重なり合う気がする。

この本を読み進めると、霞が晴れるように、
深くて豊かな芭蕉の表現する世界が見え始める。
頭で理解するというより、心が打ち震える俳人の感動が伝わってくる。

人間の外側を取り巻いている「自然」→自分の体の内外で共鳴する「宇宙」へと、
視点を変えることで新しく見えてくるものがある。

もしかしたらこの本と出会って、何か、とてつもなく、
大きなモノを発見してしまったのかもしれない。

春になると聴きたくなるこんな曲を今週も紹介します。

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