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2016年2月

2016年2月28日 (日)

競争を避けて、早春に急いで命を繋いでいる福寿草のような春の妖精たちがいる。 実際の生き物の世界は、「生存競争」だ、「弱肉強食」だ、「自由競争」の市場社会が人間の進むべき自然な社会なのだ、なんていう粗雑な論理の対極にある。

高月美樹さんが作った「「和暦日々是好日」をパラパラと眺めていたら、節分草、福寿草、片栗、一輪草など、寒さの残るウチに咲いて、幻のように消えてしまう花たちを、スプリング・エフェメラル(春の妖精)呼ぶのだと書いてあるのを発見した。

多くの草花が繁茂し始める前の、わずかな期間を狙って、花をつけ数少ない虫を呼び寄せて、夏にはすっかり地上から姿を消す。

競争を避けて、早春に急いで命を繋いでいる福寿草のような春の妖精たちがいる。
実際の生き物の世界は、「生存競争」だ、「弱肉強食」だ、「自由競争」の市場社会が人間の進むべき自然な社会なのだ、なんていう粗雑な論理の対極にある。

身近な自然の中に、驚くばかりの精緻な世界がある。

2月もそろそろおしまい。
少しずつ暖かい日が多くなってきて、柔らかい日差しが心地よい。
ウチの周りに、那須高原のような大自然はないけど、外に出て、小さな自然の中を散歩するのもいいな。

先週末も仕事で、ブログは更新できず、プライベートはバタバタしどうしだ。
その上、平日、早朝から夜遅くまで、時間に追われながら忙しなく働いている今、休みの日くらい、自然のリズムに身を浸したい。

経済学の世界で、工業的時間に対して、農業的時間の意義を唱えた室田武の名著『水土の経済学』を紹介したいのだが、25年前に文庫化されたこの本もとっくの昔に絶版になっている。

そして、この25年間は、室田さんの考えた方向とは真逆に進んでいて、

すでにかげりをみせはじめている工業を、農業が後追いして心中する

ような議論がまかり通って、「TPPで攻めの農業だあ!エイ・エイ・オー!!」的、状況になっていることはご存じの通り。

いつまで続くのだろうか、日本社会に蔓延するこのうすらバカ的展開は。

去年、尾崎亜美さんの「春の予感」をリンクしたから、今日は同じように春を感じさせる「マイ・ピュア・レディ」を。

浪人時代の寒い冬が終わって、入学式当日、大学のキャンパスに入った瞬間に、クラブの勧誘で流れていたのがこの曲。
もう40年近い昔の歌だけど、未だに新鮮な気持ちになる名曲だなあ。

2016年2月14日 (日)

そうだ、このエントリはぼくにDIY本作りの楽しさを教えてくれた旅行作家で、グラフィックデザイナーの故中村哲夫さんに捧げよう。

昨年暮れのZINE(リトルプレス)発行を機に、青空公房という名称で、DIYスピリットの普及活動を始めているのだが、あまり一生懸命PRしていなかった。
「百万人のDIYはじめのいーっぽ」も、最近、やってないしなあ。
自宅のペンキ塗りも、なかなか進まなくて、難儀している。

ということですが、大工仕事だけがDIYというのは、大きな間違いで、消費社会にさようならして、自分で出来ることは、自分でやってみようというのが、DIYスピリット。

当然、ブランド品の洋服を買うのをやめて、きものを着ることも、DIYなのです。
そういう意味では、今度、作ったZINE「懐かしき未来」だって、DIYそのもの。
なにしろ、DTPはジャストシステムの一太郎でやっている。
アドビシステムズのインデザインを使うことも考えたけど、ぼくが不慣れなインデザインを使うより、アドビの十分の一の価格で買える一太郎で作れば、ZINEを作ることに対するハードルが下がるでしょう。
アドビって考えた瞬間に、デザイナーに頼もうとか、プロの手を借りる方向に、発想が行ってしまうのです。
そうやって、ずっと失敗してきたから、これからもずっと、一太郎で可能性を追求するつもり。

もちろんワードが得意な人はワードでも、同じようなことは出来ると思う。
まず、DTPは一太郎で、印刷は1万円程度で買えるOKIのカラーレーザープリンタOKI COREFIDO2 C301dn 。

製本は全て自前の道具で、仕上げている。ほとんどが安価で買えるものだが、PLUSのペーパーカッターだけが、ちょっと高くて3万円くらい。
ただ、この道具は数年前に自炊しようとして買ったものなので、自炊は諦めたけど、投資が無駄にならなくてよかったと思っている。

ぼくの場合は中とじ、ホチキス留めなので、カッターを使わないと、仕上がりがキレイにならないので、とても重宝している。

以上が、ZINEを作るために、用意した道具たちです。

いずれ、機会を作って、ZINE作りのワークショップや、相談会窓口もオープンしたいと思う。
少しでも、自分で本を作る人が増えてゆくことが、将来の楽しみなのです。

そうだ、このエントリはぼくにDIY本作りの楽しさを教えてくれた旅行作家で、グラフィックデザイナーの故中村哲夫さんに捧げよう。

中村さんに出会わなかったら、ぼくはDIYで本を作ろうと思わなかったかもしれない。
もっと一緒に建築散歩を楽しんでおけばよかった、本の作り方も教わっておけばよかったと、いまは後悔している。

季節外れの暖かさに戸惑った日曜日だったけど、明日からまた寒くなるようだ。

寒い時期になると聞きたくなる名曲を聴きながら、一日を終えたい。

ティン・パン・アレー(鈴木茂、南佳孝)の「ソバカスのある少女」

そんな芦野だが、いま「那須きものスタイル」というグループが日常生活できものを着る活動していることを知った。

プライベートでいろいろと変化があり、仕事もたまっていたので、忙しさにかまけて、ブログの更新が一週間抜けてしまった。
今日は少し、暖かくなったので、髪を切ったり、仕事を片付けたり、気持ちにゆとりが出来たみたい。

そんな忙しい中、3年ぶりに那須の芦野に行けたことは、大変な収穫だった。

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それにしても、芦野はいい。

最近は那須高原に行くと、道路の渋滞でウンザリするので、裏道を走るのだが、長い連休の時は、裏道も渋滞しているコトが多くて閉口してしまう。イライラしっぱなしで、心が安まらないことが多くなってきた。

芦野には、高い建物も、コンビニも、ファストフード店もない。
夜になると、本当に静かだけど、それでいて江戸期以来の宿場町だから、町の人たちがさばけていて、閉鎖的な感じがしないので、空気が軽い。
身も心も、リラックス出来る。

そんな芦野だが、いま「那須きものスタイル」というグループが日常生活できものを着る活動していることを知った。

昨年4月に開催した トークセッションの様子をレポートした「今、きものがおもしろい」という小冊子を出していて、最後まで読んだら、こんな記述に出くわしてドギマギしてしまった。

それはきものが人々に着られなくなってしまった理由を書いた箇所で

    おばあちゃんと一緒に住んでいるとか、そういうことがあったら、日常的に、日常の環境の中にきものがあるんですよ。だから、何となく知ってる。ちゃんとは 教われないんだけども、何となく見たり、聞いたりしている。ところが、核家族になったことによって、分かれた若夫婦がきものを持って行かないとか、実家に 置いておくとか、そういうことがおきてしまって、そこで分断されてしまったんです。(中略)

    この核家族化が、きものの伝承やきものの業界にとっては、非常にもったいないことだったなあと思います。

「懐かしき未来 その1」では、近代的な核家族の時代が終わって、新しい21世紀なりの幸せな家族のスタイルがあるんじゃないかと考えて、一つの提案をしてみた。

この小冊子には共感する点がいろいろあるけど、「懐かしき未来」の編集者としてはこの部分に激しく共感を覚える。

3月末にはきものまつりというイベントも準備しているという。
今から待ち遠しくなってきた。

1979年の No Nukes concert から、ブルース・スプリングスティーンとジャクソン・ブラウンの共演で"STAY"

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