生い先みじかいんだから、ツマラナイ本を読んでる時間なんてないのよ。 ジャンルにこだわらず、先入観を捨てて、名作をじゃんじゃん読んで、自分の感受性に水やりしてあげないと、ココロがどんどん磨り減ってしまいます。だって、こんな殺伐とした、お馬鹿な世の中なんだからさあ。
Amazonで注文した『トムソーヤの冒険』がまだ届かないので、娘の本棚にあった『赤毛のアン』を読み始めたら、村岡花子の文体がとってもいい感じで、驚いてしまった。
その感動を表現するのは、難しいけど、どことなく、ちょっと古風なスタジオジブリの世界を連想させる雰囲気かな。
て言うより、ジブリが村岡花子から大いに学んだということかもしれない。
いま準備している「フィールド・ブック・カフェ」で読みたい本をあれこれ考えてみると、下手ないまどきの本などより、『赤毛のアン』の方がしっくりくる。
それから、モンゴメリーの作品だと、他にもエミリーのシリーズを読んでみたい。
いままでずっと、そんな本たちは、男が読む本じゃない。
ましてや、初老のオヤジが読んじゃいけない本だって勝手に決め付けて未読だった。
馬鹿だったよね〜〜。
生い先みじかいんだから、ツマラナイ本を読んでる時間なんてないのよ。
ジャンルにこだわらず、先入観を捨てて、名作をじゃんじゃん読んで、自分の感受性に水やりしてあげないと、ココロがどんどん磨り減ってしまいます。だって、こんな殺伐とした、お馬鹿な世の中なんだからさあ。
そう言えば、NHKのドラマ「花子とアン」のオープニングでカナダのプリンスエドワード島からアンの帽子が山梨に飛んでくるシーンがあった。
EDO RIVER CITYエリアの森の中で、アンやエミリーを読んでいると、僕のココロは一気に飛翔して、プリンスエドワード島までワープしてしまうかもしれません。
やっぱし、今夜はこの曲だよね。
« 子ども時代に読み損ねた本を、大人になって読むのも、なかなか楽しいもんだからね。 小学校二年生まで、家には子どもの本が二冊しかない貧乏な少年時代だったから、読み損ねた児童文学は山ほどあるし。 | トップページ | 緻密な計算はもちろん、簡単な図面すら作らず、アドリブで作ったテーブル。 スマホの水平器アプリで、一応レベルの確認は出来たから、それだけで十分。 ああ、早くフィールド・カフェ遊びしたい。 »
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