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2015年3月

2015年3月28日 (土)

女性がDIYの世界にどんどん入ってくることで、ぼくが苦手にしている男くさい趣味のDIYの世界に、日常感とモード感が漂い始めるとうれしい。

玉川高島屋SCに「tukuriba」という女性向けのDIYスタジオができたというので、ちょっと興味があって、機会があれば見てみたいと思っていたら、本日の朝日新聞朝刊の「フロントランナー」で、その店を立ち上げた園芸資材会社プロトリーフの佐藤崇嗣さんが紹介されていた。
tukuriba

これって、こういう気鋭の企業家も着目するするくらい女性のDIYが静かなブームになっているってことでしょう。
以前も書いた通り、手間暇も金もかけて非日常的な作品作りに没頭する男の趣味としての、DIYってやつが苦手で。
Dなんて雑誌や本に載っている作品例の写真も、「うーん」って感じで、大工さんが作った家具みたいなデザインが多くて、あんまり面白くない。

Photo_2

ぼくは自分で下手なデザインするのをやめて、会員登録すると無料のMakeTのサイトから、設計図をダウンロードした。
年末に大型ベンチを作ったけど、今回は残った材料で小型ベンチをつくることにした。

例によって、電動の丸のこを使わないから、時間と労力はかかるけど、その分仕上がりはキレイになる。先週から青空工房で作り始めて、LEDランプの世話になって、夜まで作業して、やっとこさ完成。母にプレゼントした。
先月手に入れたワークベンチのお陰で、一人でも仕事が出来ることがわかったから、これから製作ペースを上げてゆこう。

こんな風に女性目線で、お金も手間もかけずに、不用品なんか材料に、知恵を働かせて作ったような暮らしの道具に強く惹かれてしまう。
女性がDIYの世界にどんどん入ってくることで、ぼくが苦手にしている男くさい趣味のDIYの世界に、日常感とモード感が漂い始めるとうれしい。

そう言えば建築家石山修武が『現代の職人』という本で、田園調布「PATE屋」の林のり子さんを評して、こんな風に書いたことを思い出す。

昔、と言ってもそんなに古くはない昔。女性のほとんどはみんな職人であった。

林さんが書いたエッセイがこの本。晶文社から出た『かつおは皮がおいしい』の改訂版だ。

この現象は、とても一過性のブームとは思えない。
何か、深いところで、消費文明が終わり始めているように思う。
だって、今からたった50年前、ぼくの祖父がいまの僕の年齢だった頃までは、エネルギーも食べものも、たいていのモノは自分で作っていたわけだし。 何でも買って、済ましちゃうのって、人間の歴史からすれば一瞬のことでしょ。

今年70歳になるベテランだけど、最近急にカーリー・サイモンのファンになってしまった。
はすっぱな歌を歌っても、どことなく品の良さが伝わってくる不思議なキャラクター。
日本にこういう歌い手いたかなあ。
今夜は、ジェイムス・テイラーと離婚直後に出した、悲しくなるほど美しいアルバム「トーチ」から "Blue Of Blue"

最近は自給自足の暮らしに役立つ変なモノを作ったり、発見したりするのが面白い

とにかく、最近は自給自足の暮らしに役立つ変なモノを作ったり、発見したりするのが面白いので、ネットでも目を皿のようにして、いろいろ探しているのですが、今週はこんなモノを買ってみた。
太陽光で発電するランタン。空気を入れて膨らますので、洋風提灯といった風情もある。
充電式のLEDランプは持っているけど、「アンプラグド」というところがミソ。

エムパワード インフレータブル ソーラーランタン 

Led

エムパワードは米国MPOWERD社が2012年に初めて開発販売した円筒形の空気で膨らませて使うインフレータブルLEDソーラーランタンです。小型、 軽量、防水、折りたためてソーラー充電式というユニークな製品として米国ではLuciブランドで販売されていますが、日本では社名を商標登録して MPOWERD(エムパワード)としてアウトドアや防災備蓄用に販売されています。

当初電気が十分に普及していない国や地域のために開発されました。バッテリーは約500サイクルの充放電が目安です。夜は点灯、昼は充電して毎日使えます。

販売会社のウェブサイトによれば、こういうことらしいけど、防水性能があるのがうれしい。写真は省エネモードの明るさを写したものだが、標準モードにすると結構な明るさになる。びっくりするほど軽いし、災害時はもちろん、キャンプや夜の外出のお伴に最適かもしれない。

そういや今週、3月23日は29回目の結婚記念日だったので、娘がこんな可愛いプレゼントをくれた。

Photo

そこで、結婚記念というなら、ビートルズの I WILL が聴きたいなあと思って探すと、これまた可愛い作品を見つけた。

まったく無名のサンフランシスコのデュオ「タイニーホーム」が歌う I WILL。

この動画が今日の気分によく似合う。

6年前遠距離通勤と激務で疲れ切っていた休日の午後、青空の下、吉川でやった生活クラブのイベントに出演したアグリカという八潮で農場をやっている夫婦のユニットがとっても素敵だった。

よく晴れた日曜の午後

初めて「タイニーホーム」の動画を見て、アグリカを思い出した。

あのライブは発狂寸前の辛い日々の中で、ほんのわずかな救いだった。
アグリカは原発事故の後、夫婦で四国に移転したと聞いた。

アグリカが戻ってくる日は来るんだろうか。

2015年3月22日 (日)

基本的に青空工房ではドリル以外の電動工具は使わないことにしている。 なるべく化石燃料で作った電気を使わないようにしたいので、文明の利器に頼らず、あえて古臭いやりかたで、やってみたいのです。

今週読んだ本のうち、面白かったのは馬場未織『週末は田舎暮らし』。

著者の家族が、南房総に家付きの土地を買って、月二回週末に通って、畑仕事をする顛末を記した本。
いままで散々、類書が出版されてきたテーマだけど、田舎で着実に人間関係を構築して、
都会と田舎を結ぶ活動に展開してゆく著者のしなやかな感性が、イマという時代を感じさせて読み進めるほどに、希望が湧いてくる良書だった。

こういう本を読むと、自分も体を動かしたくなってくる。

ベランダにワークベンチを設置して、最低限の工具をそろえると、青空工房の準備完了。
基本的に青空工房ではドリル以外の電動工具は使わないことにしている。
なるべく化石燃料で作った電気を使わないようにしたいので、文明の利器に頼らず、あえて古臭いやりかたで、やってみたいのです。
楽をしようと電動工具を使うと、騒音で近所からクレームが来る恐れもあるので、このやり方は腕が疲れるけど、精神衛生上も、なかなかいい。

階下で暮らす母からの依頼もあり、年末に廃材で作ったベンチの小型版を作ることにした。

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のこぎりや、まっすぐ切るためのソーガイドなどなど、この数か月、ちまちまと小遣いで買い揃えた小道具が、結構活躍してくれて、至極満足。
替え刃式じゃない、古式ゆかしい両刃のこぎりなんて、生まれて初めて買ったような気がする。

午後から仕事を始めたから、足を二本作ったところで、日没。
屋外灯はあるけど、電燈の下では青空工房にならないので作業を終えて、残りの作業は来週までのお楽しみにとっておくことにした

イーグルスの「デスペラード」という曲。
友達からLPを借りて、リアルタイムで聞いた高校1年の時分は、大嫌いな曲だった。
フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」みたいで、じじくさい、ダサい曲だって思っていた。

それから40数年たって、ふと聴きたくなった。

結婚披露宴の演出ブログ の言葉を借りると、

年を重ねて頑固になり,自分の生き方を変えようとしない男に優しく語りかける歌。

なんだか、いまの自分にはぐっとくる歌詞で、いい。すごくいい。
そして、イーグルスもいいけど、いまは年老いてパーキンソン病で苦しむイーグルスの盟友リンダ・ロンシュタッドの若かりし黄金時代のライブが、ものすごく切ない。

2015年3月16日 (月)

ぼくが尊敬するウィリアム・モリスって、庭にも一家言あった人らしく。 これからの夢はベランダ版モリスの庭ってのはどうでしょう。

Amazonで買ったBLACK&DECKERのワークベンチが届いたので、早速組み立ててみた。
中国製というのが、ちょっと引っかかるけど、まあ値段のわりにしっかりしているし、基本的な部品加工はしっかりしているので、全体の出来映えは上々。ただ、鉄の部分はしっかりバリがとれていないので、取り扱いは要注意。
手を切らないうちにやすりでキレイにしておいたほうがよさそう。
こういうところが、国産と輸入品の違いで、手に持って使う道具なんかは、やっぱり安心して使える国産品がいいと思う。

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BLACK&DECKERの製品では、電動ドリルを10年くらい使っているけど、とても気に入っているので、ワークベンチもメーカーへの信頼で買ってみた。

手仕事をする場所がないか、ずっと探していたが、ベランダはノーマークだった。
設計してくれた星哲郎さんに頼んで、通常のベランダより、少し広めに作ってもらった第三空間。せっかく作ったのに、忙しさにかまけて、外をほっつき歩いて、10年も放置していた。

「青空工房」って名付けて、これからガンガン活用しよう。かろうじてポリカーボネイトの屋根もついてるし。

手作業の工房として、あるいはキッチンガーデンとして。
ガーデニングとDIYに関する本をずいぶん買ったけど、この本はベランダのケースも載っていて、よかったと思う。

それからこんなのもあります。

ぼくが尊敬するウィリアム・モリスって、庭にも一家言あった人らしく。
これからの夢はベランダ版モリスの庭ってのはどうでしょう。

今日は服部良一の懐メロ。高校時代、なけなしの小遣いをはたいて、カバーバージョンのLPを買った。
そこからさらに40年以上たった今、改めて聴いてみて、しびれた。ティン・パン・アレーと雪村いづみの「胸の振り子」

2015年3月14日 (土)

食べ慣れたかみさんの作る家庭料理が妙に偉くみえてしまう今日この頃なのである。

このところめっきり春めいて、温かくなってきたので、年末から中断していたDIY作業を始めている。

さらっと「DIY」って書いたけど、この言葉で連想するのって、一般的には「お父さんの趣味の日曜大工」の風景かな。

趣味だから、予算を気にせず、思いっきり良い材料とこだわりの工具で、自分専用の工作室で精緻な作品を作って、「職人顔負け」なんて言われて悦に入ってるお父さんの顔が脳裏に浮かぶ。
Dという雑誌のグラビアなんかに登場するようなイメージ。
例えば、それって最高の材料を使って作る「男の料理」にも通じる、非日常的な感覚でしょ。

本来のDIYはH・D・ソーローに端を発して、生活全般を自分の手に取り戻す活動を総称した言葉だというのはわかるけど、どうしてもぼくの頭の中では「お父さんの趣味の日曜大工」になっちゃう。

そういうのが苦手だから、DIYという言葉を使うのには、少し抵抗感がある。
贅沢な材料を駆使した「男の料理」より、冷蔵庫に残った寄せ集めの材料でお母さんが作る日常的な家庭料理の方が、遙かに素敵だ。

まだ未読なので、松岡正剛の解説を読んで書くしかないのだが、ぼくがやっている手仕事はDIYというより、クロード・レヴィ=ストロースの「ブリコラージュ」の方が、しっくりくるような気がする。

松岡正剛千夜千冊『悲しき熱帯』

ブリコラージュはもともとは「修繕」とか「寄せ集め」とか「細工もの」といった意味であるが、フランスではそのブリコラージュをする職人のことをブリコ ルールといって、あらかじめ全体の設計図がないのに(あるいは仮にあったとしても)、その計画が変容していったとき、きっと何かの役に立つとおもって集め ておいた断片を、その計画の変容のときどきの目的に応じて組みこんでいける職人のことをさしている。

手仕事という意味に加えて、「寄せ集め」といった感じが好きで、この言葉に長い間ずっと、こだわっている。
フランス人のブリコラージュについて、こんなブログもあった。

ラヴィー・アン・フランス・ル・ブリコラージュ

昔、平野甲賀の「装丁術」の本で見て以来、長年憧れていたウィリアム・モリスのパネルが完成して、今朝、壁に飾ってみた。

Photo

パソコン作業に疲れて、右を見るとモリスの「イチゴ泥棒」がある景色って、かなり嬉しい。
だけど、このパネルも、実はデッキを作って出た端材を、「寄せ集め」て廃物利用した代物。

お父さんのDIYの先には「職人顔負け」という目標があるように、ぼくのブリコラージュの先にはお母さんの家庭料理という目標がある。
食べ慣れたかみさんの作る家庭料理が妙に偉くみえてしまう今日この頃なのである。

ジャクソン・ブラウンが来日してるらしい。ぼくの一番好きな曲なのに、以前行ったコンサートで、この曲をやってくれなかったから、今日はブログで楽しもう。

2015年3月 8日 (日)

最近南流山に出来たホームセンター「コーナン南流山店」に初めて行ってみた。

先週はじめたウィリアム・モリスのパネル作りの材料を買うために、土曜日の朝、スーパービバホーム三郷店に行こうと、いそいそと車で出掛けたら、流山街道が大渋滞しているので、橋を渡る気力が失せてしまった。
「そうだ、コーナンに行ってみよう」と思い立ち、最近南流山に出来たホームセンター「コーナン南流山店」に初めて行ってみた。
コーナンは関西が本拠のホームセンターのようだけど、よくあるホームセンターとはどこか違う雰囲気で、品揃えも独自の工夫がみられ、商品ラインが幅広く、かなり良い感じ。
ホームセンターとか量販店というより、そこはかとなく、東急ハンズに通じるクリエイティブ・ライフストア的空気感が漂っている。

なんと言っても、あの渋滞の名所、流山橋を越えないですむのが、ありがたい。
そして、自分で工具を使って作業できるスペースがあるのは、画期的。

これはすごくうれしいサービス。早速、電動工具で作業している若い男の人がいた。

関西では当たり前なのかもしれないけど、ぼくは初めて見た。

Photo1

それから、驚いたのは木材カットのサービスを若い女性が担当していること。

ここ数年、DIY女子というのが、着実に浸透していて、本屋さんに行っても、その手の本が目白押しに出版されている。
オピニオンリーダーのひとりが石井香苗さんという人で、この本は参考になった。

コーナンの場合、そのあたり、なんとなく、今っぽいかんじで、新鮮に見えるし、オシャレっぽい。

いろいろ買いたくなって、結局、二日連続で、通ってしまった。

あ、DIYっていうと、最近読んだ中では、このムックがよかった。
女性誌じゃなくて、若者向けアウトドアファッション雑誌「GO OUT」の別冊だが、なかなか読み応えがあって、情報も豊富で、意外と参考になる。

アメリカで出た古材を使ってハイセンスなインテリアや家具を作るリクレイムドワークスの仕事など、このムックで初めて知った。

リクレイムドワークス

温かくなって、DIYに最適な季節がやってきた。

電動工具を使わなければ、騒音を気にしないで、ベランダで作業出来るから、それが一番気持ちいいスタイル。
工作する場所が狭くて、悩んでいたけど、床にベニヤを敷けば、立派な工作室に早変わりする。一応、ポリカーボネイトの屋根はついているから、小雨くらいならしのげる。

狭い自宅には作業スペースがないと諦めていたのに、ちょっと視点を変えたら、身近に「青空工房」があることがわかって、ちょっと嬉しい発見なのでした。

Photo_2

工作室といえば、近隣の松戸市根本にある工作室アルタイルのリンクをはっておきます。

工作室アルタイル

若いグラフィックデザイナーの佐々木のぞみさんが運営するこの店は、かなり本格的なDIY作業が出来て、これからEDO RIVER周辺のDIY文化の中心地となるのではないかと、密かに期待してます。

そんなこんなで、なんだか、フワフワして気分のいい春なのです。

第一期ジェフ・ベック・グループとは思えない、ニッキー・ホプキンスのリリカルなピアノが冴える「ミルバレーから来た少女」。 部活もやらず、ぼんやりしていた高校1年の頃、勉強にも身が入らず、ぼうっと、聴いていた意外な名曲を久々に。

 

2015年3月 1日 (日)

何人たりとも中に入らせない「自分の王国」は大事。 強欲なキャピタリズムやグローバリズムの風、吹き荒れる21世紀のいま、手放してはいけない大切なもの。 だけど、そこは「自前の王国」じゃないと、本来の意味で心の独立国とは言えない。

このところ、ずっと、毎日、極私的DIY ZINE発行の準備に忙しい。
いろいろと整理することがあって大変なのです。原稿も書かなきゃいけない。取材の準備もしなきゃいけない。
その前に、入っていた団体をやめたり、クラウドのサービスもいろいろ変更したりで、本棚の整理だってやんなくちゃいけないのに、まだそこまで手が回っていかない。
一見暇そうに見えて、案外忙しいさなか、久しぶりに読み返したのが佐高信・田中優子『池波正太郎「自前」の思想』という本。


学歴とか、権力とか、無縁なところで、自分の好きなことだけにこだわって生きた池波正太郎の世界に入っていくと、日々のストレスから解放されて、リラックスできる。
数年前、生前の池波さんが愛した末広町の「花ぶさ」という小料理屋に行ったことがある。
友達と千円のランチを食べたのだが、忙しない都心から一歩店内に入ると、そこだけは、ゆっくりと時間が流れ、供される極上の料理の味も相まって、支払った金額以上に贅沢な気分になった。

それはさておき、この本、今やほとんど死語になっている「自前」という言葉が重い。

右を見ても、左を見ても、借り物の「思想」とやらを身につけ、自分の意見を絶対的に正しいと信じこんで、自分が直接取材したわけでもないのに、これが「正しい歴史」なのだ、と居丈高になって語る人ばかり目立つ世の中だ。
二次情報で得た知識や常識など、世の中の風向きひとつで変わるのに。

「自前」の情報で武装した奴が一番手強い。それはその人にとって、一生の宝物。
アメリカ人がとか、中国人がとか、韓国人がとか、イスラム教徒がとか、そんな乱暴なくくりで人間にレッテルを貼って、分かったつもりになるのが、嫌いだ。
例えば、ある一つの家族だって、それぞれキャラクターが違う。
ましてや、民族や宗教単位で十把一絡げにすることなど、差別する悪意がなきゃ出来ないでしょう。

熱狂から遠く、低いテンションで、淡々と江戸に生きた庶民を描く池波正太郎の「自前」の世界は、感受性が成熟しないと楽しく読むのは難しい。
昨今の、幼稚な日本人には案外手強い作家なのかもしれない。

何人たりとも中に入らせない「自分の王国」は大事。
強欲なキャピタリズムやグローバリズムの風、吹き荒れる21世紀のいま、手放してはいけない大切なもの。
だけど、そこは「自前の王国」じゃないと、本来の意味で心の独立国とは言えない。
そんな気がする早春の朝なのです。

身の危険を感じたバンドメンバーが次々と離脱する中、ひとりで新しいロックの創造に挑んでいた1966年のライブ Bob Dylan "Ballad Of A Thin Man"

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