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2015年1月24日 (土)

そして、死の商人やハゲタカファンドのような守銭奴だけがアメリカ人じゃなく、ラジカルなユニテリアンのエマソンやソーローやその末裔たちが作っているアメリカもあるってことを、今のような時代だからこそ、強く意識する必要があるんじゃないかな。

シリアで日本人人質事件が起きて、日本の首相は「テロに屈しない」とか、アメリカの大統領のように勇ましいことを言ってますね。

アベ某は超大国アメリカにくっついていけば、楽ちんで安心だって思ってるみたい。

だけど、アメリカと日本の関係って、本来、そんなに単純な親分、子分の関係じゃなかったでしょってのが、いまの気分なのです。
これまで良好だったイスラム諸国と日本の関係を壊すことないのに、なんで自国民が人質になっているのに、日本の首相がイスラエル国旗の傍らで演説しなきゃいけないのか。不思議でたまりません。

古賀茂明さんがTVで言ったように、ひょっとして、アメリカと一緒になって戦争したくて仕方ないのかしら、なんて疑ってしまう自分が悲しい。

そう言えば中学生時代に学校の推薦図書で岩波新書の『死の商人』て本を読んだな。
いまどき、中学生にあんな本を読ませたら、保守派のつもりの父兄が騒ぎ出すかもね。
だって、戦争することで儲けるサイテーの商人たちの話だから。

アメリカと対立しながら、50年かけて、とうとうアメリカを屈服させたキューバという国を見ていると、ホントにしたたかだなって思うし、日本と同じ敗戦国のドイツを見ても、ずっと自立している。

日本だって、昭和の御代は、今よりずっと保守政治家がしっかりしていたから、今ほどアメリカの言いなりじゃなかったと思うな。
当時の為政者は自国民を守るために誠心誠意、努力していたからこそ、自民党政権が長く続いたわけでして。
愛国者とネトウヨの皮を被ったグローバリストや、新自由主義者ではない、ホントの保守政治家よ、頑張れとエールをおくりたい。

政治のことはさておき、心の奥の一番深い所で、ぼくはアメリカという国が好きだよなあって、最近改めて思っていて、それはどうしてなんだろうって考えてみた。

『グレイト・ウェイブ』っていうこの本、全部読んだわけじゃないけど、とても素敵な日米交流史の本で、アメリカ文化が日本に一方的に流れ込んでいるわけではなく、アメリカ文化の底流にどれほど深く日本文化が流れ込んでいるのかが語られている。

スティーブ・ジョブズが禅に影響を受けたって言うのは有名な話だが、アメリカっていうのは、ピルグリム・ファーザーズに代表されるピューリタンのキリスト教以外に、様々な日本文化の影響も流れ込んで、形成されてきたのも事実なんだと知って、目から鱗が落ちた。

そして、死の商人やハゲタカファンドのような守銭奴だけがアメリカ人じゃなく、ラジカルなユニテリアンのエマソンやソーローやその末裔たちが作っているアメリカもあるってことを、今のような時代だからこそ、強く意識する必要があるんじゃないかな。

単純な反米とか親米じゃなくて、様々な視点から、アメリカという国を再認識しないといけないと思う。

そんな多面体のアメリカを知るには、必読の文献が評論家犬養道子大絶賛の岩波『原典アメリカ史』。
犬養道子自身の著作では『私のアメリカ』が基本文献で、そのほかにも数冊出ている。

自由主義的保守主義者犬養道子に駄作なし。
還暦近くなった今、振り返ってみると、20代の一番感受性が豊かな時期に、浴びるほど犬養道子の本を読んだことが、自分の思想の骨格になっているように思える。
高齢でもう出て来られないのかもしれないけど、現在の日米関係をどう考えているか、こんな時期だからこそ意見を聞きたい気もする。

久しぶりに固い話題で、終始してしまったから、最後はグラム・パーソンズの「ホット・ブリトー#1」でいこう。
早世したからイーグルスのようなビッグ・ネームになれなかったけど、この人はまごうことなきロック界の天才児だったと思う。

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