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2014年12月29日 (月)

暮らしを見つめ直すそのずっと先に控えているモデルのひとつが、22世紀を描いたウィリアム・モリスの『ユートピアだより』の世界なのかもしれない。

高校の同級生たちと飲んだくれて、ボロボロになった忘年会も終わって、やっと少し落ち着いたみたい。
それにしても、公私ともに、ジェットコースターに乗っていたような激しい一年で、気の休まる暇もなく、365日が駆け抜けていった感じだ。

そんなアップダウンの激しい一年の中でも、大きな転機は息子が結婚することになって、自分の住んでいる家や家族のことを意識するようになったことかな。
実家を大規模リフォームして、三郷から松戸に引っ越してから10年間、あちこち出掛けて、何かいろいろやっているような錯覚に陥っていたけど、浦島太郎のように現実に引き戻された。

10年という時間が経過して、あちこち傷み始めた家と、めっきり身体の弱った両親、そして老化が進んだ自分の身体。そんなことが急に気になり始めたら、もうどうしようもなく、外に出掛けてゆく気力が消えてしまった。

これからしばらくは自分の家庭を中心に、じっくりと暮らしの細部を見つめて、装うこと、食べること、住むこと、衣食住を再考したいと考えるようになった。
そんなことを考え始めた時に出会ったのが、佐久間裕美子『ヒップな生活革命』という本だった。


この本は、添加物てんこ盛りのファストフードをガツガツ食べて、バカみたいに燃費の悪いクルマに喜んで乗っているセンスのないアメリカ人なんていう偏見が、過去のモノになりつつあることを教えてくれた。
3.11以降、むしろ日本人の方が永遠の高度経済成長を忘れられず、アメリカ人に置いてきぼりにされている雰囲気すら漂う。
こうして、落ち着いて暮らしを見つめ直すチャンスが訪れたのだから、マスメディアや為政者のプロパガンダに踊らされず、新年も自分の実感を大事にして暮らしてゆきたいと思う。
昨今の女性を中心にした静かなDIYブームや、震災以降ますます根強いアウトドアブームに、社会を変えたいという庶民の願いが現れているように思えてならない。
そして、僕たちの暮らしを見つめ直すそのずっと先に控えているモデルのひとつが、22世紀を描いたウィリアム・モリスの『ユートピアだより』の世界なのかもしれない。

あと80余年で22世紀だから、そろそろ本気で急がなくちゃね。
何やっているんだって、天国のモリスに怒られちゃうから。

本日はニール・ヤングの「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」をパティ・スミスのカバー・バージョンで。


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コメント

先月行った韓国の社会運動におけるオルタナティブな取り組みを見ると、日本は韓国にも置いて行かれるというのが実感でした。要は、井の中の蛙的に反知性主義して、誰もが国家主義の安倍政権に頼ろうとする情けなさですね。韓国は、1997年の通貨危機による経済破綻の中で、金大中~ノムヒョン政権はIMF管理の下でグローバル化を推進する一方で、アメリカやヨーロッパからオルタナティブな事例を学び、それが徐々に花開いてきているような気がしましたね。

ダルマ舎さま。コメントありがとうございます。先日FBでアップしていただたいた韓国の生協活動の様子でも、そんな感じが伝わってきました。いまの日本人は韓国の悪いところばかり見て、勝ち誇っているように思えます。まずは以前の日本人のように謙虚に海外のいいところを学ぶ姿勢が必要ですね。

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