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2014年9月23日 (火)

中沢新一の『アースダイバー』という本が好きで、時々読み返す。

中沢新一の『アースダイバー』という本が好きで、時々読み返す。
会社の帰り道、駒込駅で電車を降りて、少しだけ夜の散歩をした。
安いのが取り柄の、あまりぱっとしない古本屋で、本を一冊買って、
山手線の線路沿いに歩く。
ケバケバしいソープランドのネオンを横目に見ながら少し歩くと、
山手線で唯一の踏切第二中里踏切がある。
いつもはこの踏切を渡って、田端まで歩くパターンが多いけど、昨日はもっと先まで、ずんずん歩いた。すると坂がどんどんキツくなって、山の頂上に達する。
跨線橋のある太い道を越えて、並行して走る二本の路地に入って行くと、湘南新宿ラインのトンネルの上に出た。
駒込駅からも、田端駅からも、上中里駅からも、同じように遠い東京のヘリのような場所。
地名も田端と上中里と中里、三つの町名が入り組んでいる町のへりになる場所。
行き止まりまで歩くと、視界がぱっと開ける。
目の前に広がる線路。そのずっと先には、尾久の町並みが見える。
時折、電車が来て、ものすごい轟音とともに、トンネルに吸い込まれてゆく。

崖の向こうに住んでいた子どものころからずっと、ここに来たいと思っていた。
特に深い理由はない。町のへりや、崖に無性に惹かれるのだ。
この場所、『アースダイバー』の折り込み地図を見たら、縄文遺跡や弥生遺跡が出た場所らしい。
今でこそ、町のヘリになってしまうが、時代を遡れば、一番海に近い一等地だった。

ここ数年、心に蓋をしてきた縄文時代への興味が復活して、何だかものすごく面白くなってきそうな秋の夜なのだ。

「イルコモンズのふた」というサイトを見たら、サキソフォーンという楽器を使った音楽は退廃芸術としてソ連やナチスドイツでは弾圧されたという。
だからこそ、聴きたくなってしまうのがコルトレーンの魅力ってことかもね。

ぼくをジャズの魅力に目覚めさせた「マイ・フェイバリット・シングス」

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