所属する団体と仲間たちのリンク

無料ブログはココログ
フォト

« 70年代にすでに成長の限界ってやつが来ていて、産業界では減量経営なんて言葉が流行っていたのに、力づくで高度成時代の夢よもう一度とばかり、首相自ら外国製品のセールスマンを演じた狂った時代だったなあ。アメリカンチェリーなんて、大味の怪しい果物がスーパーの店頭で誇らしげに売られていたことを思い出す。 | トップページ | 低料金のコミュニティバスの観光目的利用って、いいでしょ。 そして、小さな旅のお供には、小さなガイドブックも必要と考えて、作っちゃうことにしました。 »

2014年5月29日 (木)

この歌い手さん二人は、日頃どれほど節制して、修練を積んでいるのだろうと考えたら、 生きて、元気な体で、この貴重なライブに遭遇したという事実に、グッときて、涙が出そうになった。

今週の月曜日、4月6日のエントリで紹介した歌曲集「枕草子」リリース記念コンサートに行ってきた。

入り口でチケットを見せると、日本の伝統色で印刷された美しい小冊子を渡される。

宣伝用のパンフレットの類いかと思いきや、コンサートのプログラムを兼ねた解説書だった。

ふだん浅草や押上や小岩といった下町の居酒屋で飲んだくれているオヤジには縁遠い、ハイソな雰囲気漂う、赤坂サントリーホールの小ホール「ブルーローズ」は、木製の椅子席が、明治時代の音楽会会場みたいで(といっても当然行ったことないから、そんな気がするだけだが)、一歩足を踏み入れた途端、はやくも上田知華の表現したい世界に引きこまれる。

コンサート告知ビデオにはたっぷり3曲も収録されているので、御用とお急ぎでない方は鑑賞して下さい。


美しいメロディーと、クラシックの歌手たちの歌声は素晴らしいんだけど、音楽だけでは単調なので、コンサートの途中で眠ってしまうだろうなあ、なんて、心配していた。
ところが、そんな心配を吹き飛ばすように、作詞を担当したコピーライター一倉宏さんと詩人のアーサー・ビナードさんの話が、猛烈に面白い。
というより、枕草子や清少納言を語る、二人のトークライブと音楽が、どちらが主、どちらが従という訳ではなく、完全にセットになっている。
日本の古典文学とクラシック音楽が絶妙なハーモニーを奏でている。
マイクを通さない歌い手の肉声の響きに心を揺さぶられる。
この歌い手さん二人は、日頃どれほど節制して、修練を積んでいるのだろうと考えたら、
生きて、元気な体で、この貴重なライブに遭遇したという事実に、グッときて、涙が出そうになった。

最後に、総合プロデューサとして紹介された上田知華は、貫禄十分で、落ち着いた綺麗なおばさまになっていたけど、出演者の名前を間違えたりして、年相応のボケも演じてくれた。
ポップスで、若くして頂点を極めた上田知華が、本当にやりたかった世界にたどり着いたことを、一緒に喜びたい。
そして、お互いここまで、死なずに生きてきたことで、年季を経た彼女の才能満開の、今まで、見たことのないとても、不思議なイベントに遭遇したことに、心から感謝したい。

ああ、コピーライターみたいなキャッチーで簡潔な文章で、上田知華の復帰を祝福したいのに、アンツルこと安藤鶴夫みたいな、、、、、だらけの文章になっちまった。
そろそろ、溜池山王駅から銀座線に乗って、アンツルの町浅草方面に帰ろう。
夢は一夜限りがいいのだから。

« 70年代にすでに成長の限界ってやつが来ていて、産業界では減量経営なんて言葉が流行っていたのに、力づくで高度成時代の夢よもう一度とばかり、首相自ら外国製品のセールスマンを演じた狂った時代だったなあ。アメリカンチェリーなんて、大味の怪しい果物がスーパーの店頭で誇らしげに売られていたことを思い出す。 | トップページ | 低料金のコミュニティバスの観光目的利用って、いいでしょ。 そして、小さな旅のお供には、小さなガイドブックも必要と考えて、作っちゃうことにしました。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 70年代にすでに成長の限界ってやつが来ていて、産業界では減量経営なんて言葉が流行っていたのに、力づくで高度成時代の夢よもう一度とばかり、首相自ら外国製品のセールスマンを演じた狂った時代だったなあ。アメリカンチェリーなんて、大味の怪しい果物がスーパーの店頭で誇らしげに売られていたことを思い出す。 | トップページ | 低料金のコミュニティバスの観光目的利用って、いいでしょ。 そして、小さな旅のお供には、小さなガイドブックも必要と考えて、作っちゃうことにしました。 »

最近のトラックバック

最近の記事

最近のコメント

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31