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2014年5月24日 (土)

70年代にすでに成長の限界ってやつが来ていて、産業界では減量経営なんて言葉が流行っていたのに、力づくで高度成時代の夢よもう一度とばかり、首相自ら外国製品のセールスマンを演じた狂った時代だったなあ。アメリカンチェリーなんて、大味の怪しい果物がスーパーの店頭で誇らしげに売られていたことを思い出す。

久方ぶりの穏やかな何もない週末、しばらく水やりだけだった鉢植えのハーブを植え替えて、鉢を大きくしてあげた。
秋に植えた時は、ちっとも育たないと思っていたペパーミントだけど、春はグングン大きくなるので、忙しい。
人間と一緒で、青春の勢いを感じるんだよね。
こちとら、とっくに人生の秋を迎えて、連休疲れがなかなか抜けず、今週後半になってやっととれてきた感じだ。

今週も先週に引き続いて、水野和夫さん関係の固い本を読んでいる。

大澤真幸との対談『資本主義という謎』を読んだら、『東京プリズン』という小説を題材に80年代を「虚構の時代」だと書いてある。

70年代にすでに成長の限界ってやつが来ていて、産業界では減量経営なんて言葉が流行っていたのに、「力づくで高度成時代の夢よもう一度」とばかり、首相自ら外国製品のセールスマンを演じた狂った時代だったなあ。アメリカンチェリーなんて、大味の怪しい果物がスーパーの店頭で誇らしげに売られていたことを思い出す。

そう思えば直近の20年を「失われた20年」なんていうのも間違った見方で、リアルが70年代から続くこの20年で、80年代だけが夢と幻に狂った時代だったということ。

80年代イギリスでぱっと花開いて、80年代の終わりには自然消滅してしまったスタイル・カウンシルというバンドがあった。

繊細で内省的なポール・ウェラーのボーカルに漂う憂鬱感が、今振り返ると時代の気分を反映しているような気がする。

トレイシー・ソーンのボーカルが印象的なこの曲にも、同じ様なけだるい気分を感じる。


歴史は繰り返す。

何度でも。

大学の授業でも18世紀イギリスの「南海泡沫事件」を教わったっけ。
3.11にもまったくひるまない、「力づくで高度成時代の夢よもう一度」首相率いる政府が演出するプチバブルの先には、必ずバブル崩壊が待っている。
どこまでそれをソフトランディングさせることが出来るのか、どうやらおれたち日本人の叡智が問われているみたいだよ。

バブルに踊った連中をおれたちの税金で救済するのだけは、もう終わりにしなきゃね。

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