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2014年2月16日 (日)

古本を買うと、家にまっすぐ帰るのがもったいない感じがして、植草甚一のように、 コーヒーでも飲んで帰りたくなるのだ。それで、城藤茶店に行ったというわけなのです。

土曜日の大雪の中、なんとか動いている常磐線に乗って、遅ればせながら土浦にたどり着いて、NPOまちづくり活性化土浦のまちかど茶話会に参加した。

そこで、つくば国際大学の学生さんの活動成果のプレゼンテーションを見た後、先日行った城藤茶店を再訪した。

取っ手のない丸いボールでココアを飲むと、ウィリアム・モリス主義者で英文学者だった小野二郎の「紅茶を受け皿で」というエッセイを思い出した。

小野二郎のエッセイについては、こちらのブログに詳しく書いてある。
紅茶を受け皿で(Drinking out of saucers)
空間のチカラとかアウラって、間違いなくあって、何か城藤茶店にいると、頭が次々を回転して、イマジネーションが連鎖反応を起こすようだ。

きっとそれは、無意識のうちに、店主の工藤さんの美意識に共感して、心が喜んでいるからに違いない。

小野二郎は「趣味の思想化」なんて言ってたっけ。

そういえばモリスが好きな無印良品のキュレーター小池一子に『空間のアウラ』って本があったことも思い出した。
その辺りは建築家石山修武の『現代の職人』(晶文社)に詳しく書いてあったけど、晶文社も変わってしまい、この本はオンデマンドでしか入手出来なくなった。

ああ、話がどんどん飛んでしまう。
で、土浦に話を戻すと、つちうら古書倶楽部で、萩原恭次郎の詩集『死刑宣告』の復刻版を発見。

装丁がアバンギャルド。1920年代の空気感を伝えている。

というより、80年以上前の作品と思えないほど、パンキッシュで、かっこいい。

さっそく800円でゲットした。

Img_2218140215

なんだか本の話ばかりになってしまったなあ。
そうだ。思い出した。
古本を買うと、家にまっすぐ帰るのがもったいない感じがして、植草甚一のように、
コーヒーでも飲んで帰りたくなるのだ。それで、城藤茶店に行ったというわけなのです。

そこで長い間土浦のまちづくりと取り組んできた工藤さんに教えてもらって、気づいたことがある。

江戸時代が好きなぼくは土屋藩の城下町って側面や、水戸街道の宿場町って側面から

土浦を見てしまうのだが、一方でモダンで先進的な土浦という側面も見逃してはいけないっていうこと。

洋風のバタ臭いモダンと江戸文化に代表される日本的なプレモダンが絶妙にブレンドされた、面白い町だということを教えていただいた。

それが今回の土浦行きの一番の成果かな。

最近聴いた和洋折衷の傑作といえばクレモンティーヌだよなあ。

キテレツの「はじめてのチュー」が素敵なボサノバになって、これは絶品の涙もの。

聴いているうちに、なんだか切なくなった。

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コメント

>洋風のバタ臭いモダンと江戸文化に代表される日本的なプレモダンが絶妙にブレンドされた、面白い町

一度に全部書き切れないから少しだけ書いておきます。
江戸時代土浦の教育者として地元でちょっと知られた人に沼尻墨僊(1775-1856)さんという方がいます。私はかの有名なハーシェル親子よろしく土浦にあって墨僊・墨潭親子で彗星観測をしたことに興味があるのですが、おじさんの修平さんを含めて、土浦にその時代としては「世界の」と付けても良いくらいに最先端の科学情報や世界地図などきわめてモダンなものをもたらしたとても興味を引かれる人たちです。土浦を歩く中でそのうちにきっと出会うはずの過去の友人たちですよ。付け加えるとあねごは修平さんにご執心です。

ひづめさん、鋭いつっこみありがとうございます。
不勉強ゆえ沼尻墨僊については地球儀を作った人程度の認識しかなかったのですが、豪華メンバー揃いの一族なんですね。
ぼくも江戸の先端技術には興味があって、手元に『江戸さいえんす図鑑』という本を置いて、よく眺めます。これらの文物に触れると、明治・昭和の武勇伝なんぞよりずっと、日本人としての誇りってやつを強く感じるのです。今度土浦を歩くときは、あねごに話を聞きたいですね。

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