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2013年12月14日 (土)

いまは自宅からたった20分クルマを走らせれば、巨大ホームセンターがある。 山吹色の夕焼け空をバックに、クルマの荷台にICパネルという断熱材を満載して家路を急ぐ幸せ。

このところ、残業続きで、時間の余裕がなくなり、平日夜の散歩も出来ず。
気がつくと、休日に三郷の巨大ホームセンター、スーパービバホームに通って、うろうろしている時が、一番楽しかったりする。
昔はセルフビルダーだったとは言っても、15年以上、何もしていなかったから、今は知識もスキルも全くの初心者。
かえって新鮮な気分。
昔のように山小屋を完成させる重荷を背負ってない分、手仕事を素直に楽しめる。
午前中、食卓の周りの本棚を整理してたら、マガジンハウスの雑誌「BRUTUS」が1998年に特集で出した”Made In U.S.A. Catalogue”が出てきた。

パラパラとページをめくると、いろいろな想いが交差する。

なぜなら、子供の頃から圧倒的なアメリカンカルチャーの影響を受けて育った世代だ。
だからアメリカという国への思いは、とっても複雑で、一言では言い尽くせない。

10代の頃、アメリカンロックに惹かれて、浴びるほど聴いた。

食事や眠る間も惜しんで、聴いた。

学校の成績は、最低。毎年、落第すれすれで進級した。

ビーチ・ボーイズも、そのころからの付き合い。

昨日の午後から、すっと頭の中では、この曲が繰り返し流れていて、この二日間のマイブーム。


人気に少し陰りが出た時期である1969年のシングル。
今は亡き末弟のカール・ウィルソンが生き生きと、リードボーカルをとっている佳曲。
そういえば、20代の頃、深い影響をうけた評論家犬養道子のこんな本を読んで、アメリカに憧れたことも思い出した。


ストイックなピューリタンが創ったアメリカ。
大らかだけど、自分には厳しい、セルフメイドマン。
『自己信頼』を書いたエマソンのユニテリアン・ユニヴァーサリズム。
マルクスやヴェーバーも着目したロビンソン・クルーソーのような人々が作り上げた社会。

DIYを生んだ力強い精神は、きっとこのあたりにある。
地球の資源を食い尽くすまで消費するしか能の無い、傲慢な消費大国アメリカなぞ、この巨大な国の一面にすぎない。

いまから数十年後、DIYは今以上に、日本でも暮らしの一部となって定着しているだろう。
モリスは『ユートピアだより』の中で、だれもが手仕事を愛好している22世紀の社会を描いた。
主人公ウィリアム・ゲスト氏がプレゼントにもらった美しいパイプについて、若い船頭ディックの口を借りて、このように書く。

「それはほんとうにきれいなものです。そのようなものをつくるのはつくりたいからであって、そうでなければつくる必要などだれにもないわけです。だからつくりたければつくってかまわないわけでしょう?」

15年前「BRUTUS」で、アメリカの巨大なホームセンターTHE HOME DEPOTを見て憧れたのに、いまは自宅からたった20分クルマを走らせれば、巨大ホームセンターがある。
山吹色の夕焼け空をバックに、クルマの荷台にICパネルという断熱材を満載して家路を急ぐ幸せ。
こんな時、ふと思うんだよね。世の中、悪いことばかりじゃないって。


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