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2013年12月 1日 (日)

正月はのんびりと小説書きなんぞ、始めたかったのだけど、なんとまあ予期せぬ経済学書三昧になりそう。時間がいくらあっても足りないよ。

最近、ダルマ舎の平山さんという面白いおじさんと知り合った。

日暮里で会って、不思議な居酒屋に連れて行ってくれて、いろいろ意見交換していたら、

ダルマ舎

以前買って積ん読にしていた大内秀明『ウィリアム・モリスのマルクス主義』(2012、平凡社新書)を読みたくなって、昨日読了。
よくみたら「あとがき」に平山さんの名前まで、出ているのに、びっくり。
おれ、この本のタイトル、よくないって、平山さんに話したことを思い出して、ちょっと冷や汗が出た。

でもね、一読したあとも、やっぱりこの名著の唯一の欠点はタイトルだという考えは変わらない。
この本は経済学の分野からアプローチしたモリスの『ユートピアだより』の解説書として、出色の作品なのだ。

小野二郎はモリス主義者として有名だし、ずいぶん影響も受けたけど、『ユートピアだより』の解説は、ちっとも面白くなかった。

22世紀の経済社会のあり方を説く『ユートピアだより』の解説は経済学者が書くべきだと、ずっと思っていたので、この本には深く満足した。

だけど、マルクスの名前だけで、瞬間的に拒絶してしまう人も多い今の日本では、かなりつらいタイトルだよな。
学問的には、ものすごく正しいタイトルで、非の打ち所がない。
そして、よく読むと、大内先生ならではの、マルクスのパブリックイメージをぶちこわす提言が、とても興味深いけど、書店で手に取るときにそこまで考える人は、少ないだろう。
マルクス=エンゲルス=唯物史観=レーニン=ソ連。下手すると北朝鮮まで連想してしまうのが、一般的日本人でしょ。
ぼくだったら『22世紀の思想家ウィリアム・モリス』なんて、タイトルにしたいなあ。
少しでも多くの人に読んでもらいたいからなあ。

大内先生とモリス、そして宮沢賢治については、こんな美しいウェブサイトがある。

森のミュージアム 賢治とモリスの館

それにしても、大学時代に一応『資本論』を一通り勉強したのに、この本を読んで、すっかり忘れていたことを思い知らされた。
いまから、勉強。勉強。

大内先生が解説書いてる玉野井芳郎『経済学の主要遺産』(1980、講談社学術文庫)読んだら、宇野弘蔵の本ね。

これも、ずっと前に買って積ん読だった本。あやうく、2冊目を買うとこだった。



正月はのんびりと小説書きなんぞ、始めたかったのだけど、なんとまあ予期せぬ経済学書三昧になりそう。時間がいくらあっても足りないよ。

気分は「HELP!」このライブ、すさまじく出来がいい。

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コメント

読んでも無い本のタイトル云々に口出しするのもおこがましいのですが、『22世紀からのユートピアだより』なんてタイトルだったら私も買ってしまうと思いました。

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