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2013年7月

2013年7月28日 (日)

ビアトリクスのように、ずっとやりたかったことは、とにかくやってみることにしようと思う。

ずっとやりたかったことを諦めない人生。
前から観たかった映画「ミス・ポター」をDVDで手に入れて、初めて観た。
ビアトリクス・ポターは長い間、気になる存在で、映画が公開された時も、見に行きたかったノに、忙しさにかまけて、見過ごしてしまった。
イギリスの湖水地方の風景の美しさは息を呑むほど。
だけど、一番感動したのは、多様な女性の生き方を認めない偏見に満ちた社会に流されない彼女の生き方だった。
ぼくは最近、忙しさにかまけることを止めた。
ビアトリクスのように、ずっとやりたかったことは、とにかくやってみることにしようと思う。
会社勤めで、ただでさえ少ないプライベートの時間も、ウカウカしていると、忙しさにかまけているうちに、消えてしまう。
だからこそ、「ミス・ポター」や、彼女の評伝に接してよかった。
これからじんわりと効いてくる。
きっと、そんな気がする。


2013年7月27日 (土)

可愛いイラストを描いたポターと、見るからにいかつい熊楠。同じ時代にロンドンで暮らし、キノコなど菌類の研究家、自然保護運動家という共通点のある二人は、その外見的なイメージとは裏腹に案外共通項があるんじゃないかと気づいた。

ある本を読んだら創造力を再生するための「モーニングページ」という考え方(方法)が紹介されているので、そのプログラムを始めてみた。
12週間のプログラムなんだけど、早くも1週目から効果がある。
「モーニングページ」は以前書いていた日記に似ている。
違うのは、日記のように行動や事実を記すのではなく、考えたこと、思いついたこと、気晴らし、そんな本音をつらつらと書き連ねる。
それも、頭のフレッシュな朝にやるってことが大事。
ホントにそれだけのことなのに、混沌としていた頭の中が整理されて、ゴミのような思考の断片が整理されて、晴れ晴れとした気分になる。

すると、ずっと前から気になっていたビアトリクス・ポターの世界をもっと知りたくなって、今週はピーターラビット三昧。
ビアトリクス・ポター同様、興味はあったけど手つかずだった南方熊楠の生誕と死亡年を調べたら、ほぼ同じ時代を生きた人たちだとわかった。
可愛いイラストを描いたポターと、見るからにいかつい熊楠。同じ時代にロンドンで暮らし、キノコなど菌類の研究家、自然保護運動家という共通点のある二人は、その外見的なイメージとは裏腹に案外共通項があるんじゃないかと気づいた。
ネットで調べたら、うちの蔵書『クマグスの森』という本を書いた松居竜五さんという人が、ポターと熊楠の研究をしていることも知った。
なんか楽しい。

そして、この曲。何百回聴いても大好き。

2013年7月20日 (土)

首都圏にしがみついて、休日をスーパーやショッピングモールで過ごすより、すこしずつ生活空間を広げて、首都圏と地方を股にかけて暮らす。別荘なんて持ってなくても、安くてくつろげるゲストハウスも、どんどん増殖中だって、若い人に教えてもらったから。

若い頃、少し勉強した大塚久雄の西洋経済史に「局地的市場圏」っていう言葉がある。
「グローバル経済」の嵐が吹き荒れて、TPP交渉がどうの、こうのって、論議がある昨今。
「局地的市場圏」という言葉が、強く胸に迫る。
今の人たちなら、英語にしたほうがわかりやすいかもしれない。
Local Market Area ということ。

産業革命が始まる前、資本主義社会が形成されるプロセスで、手工業の時代には、大都市の遠隔地貿易とは違う、農村手工業が盛んで、地域に根ざした市場圏が存在していた。
資本主義社会は遠隔地貿易の発展型ではなく、農村工業が徐々に力をつけていく過程で形成されたというもの。
やがていくつかの局地的市場圏が重なり合って、国民経済が形成される。
おおざっぱに言うと、そんな学説だったような記憶がある。

西洋だけでなく、日本社会にも当てはまる、いや、あてはまらないと、経済史の学者さんたちの間では、いろいろ論議がある学説のようだが、グローバリズムに席巻されて、国民経済が危機に瀕している今、局地的市場圏ていうコンセプトは、魅力的だ。
インターネットが普及した今だからこそ、再発見されるべきコンセプトのように思える。
政府が自ら自国通貨の価値を下げる危険な「アベノリスク」の対極にある世界。
実態のないムードだけで、経済が浮揚し、株価が上がって大もうけ出来ると考えている軽薄な人たちとは違う、実際にモノを作って売る人が市場に参加する世界。

大企業が儲かっても、雇用は増えないよ。
だって、工場は海外に出て行くし、株だって海外の投資家が所有しているんだもん。

それよりかさあ、インターネットや高速道路が発達し、関東の北端那須町でも気軽に行けるし、リアルタイムに情報が入るようになったんだから。

地方に出かけて行って、局地的市場圏が復活するように、地元のお店にお金を落として帰ってくる。対価は買ったものの価値ではなく、心のリフレッシュだと思う。

首都圏にしがみついて、休日をスーパーやショッピングモールで過ごすより、すこしずつ生活空間を広げて、首都圏と地方を股にかけて暮らす。

地方に別荘なんて持ってなくても、安くてくつろげるゲストハウスも、どんどん増殖中だって、若い人に教えてもらったんだから。

国家の未来なんぞ考えると、暗澹たる思いに支配されそうだけど、日常の暮らしのレベルから変革を起こすってのも、悪くない。そう思えてならない。

2013年7月17日 (水)

こうして首都圏での暮らしから、徐々に軸足が那須にシフトし始めている。

この3連休、まる二日間那須町で過ごした。
先週はこれからの厳しい日本社会のことばかり考えて、暗澹たる思いに沈んでいたのが嘘のような感じで、心と体がリセットされた。
恐るべし、那須の地域力。

ふだん松戸なんていう中途半端な町に住んでいると感じないけど、
地方の小さい町や村は本当に疲弊していて、うっかりするとゴーストタウンになっちまう。

年々歳をとってパワーダウンし続けている自分に出来ることなど、たかが知れているが、20代のころから経済学者玉野井芳郎が唱えた地域主義に共鳴して、何か出来ないかと考えてきた。
そして自分がこだわる地域主義を具体化して活動するのは、まさにグローバリズムの嵐が吹き荒れる今だろうと思う。
というとマジメっぽいが、実際は若い人たちがやっているイベントのお手伝いを楽しんでいる。

経済って、本来楽しいもので、人間の暮らしそのものなのに、経済が人々の暮らしを壊すような逆転現象が起きてる。

だから楽しみながら、経済活動をしなきゃいけない。

こうして首都圏での暮らしから、徐々に軸足が那須にシフトし始めている。
一昔前に流行った重い決断を伴う「田舎暮らし」じゃなく、もっと軽い感じで那須町と首都圏をつなげるような活動が出来たらって思う。

2013年7月 7日 (日)

イメージを言語化して伝える文芸は、映画や芝居に対して分が悪いなあと思っていたけど、『東京家族』のメイキングビデオを観て、目からウロコが落ちた。

自宅に山田洋次監督の映画『東京家族』DVD版が届いた。

初回限定特典ディスクにはメイキングビデオが付いているんだけど、それが素晴らしい。

小津安二郎が役者に演技をつける場面を、何かの本で読んだことがあるが、このビデオは、その実写版といった趣がある。

撮影の直前まで脚本を修正している山田監督の頭の中には、役者の細かい仕草まで、すでにイメージされている。

きっと、山田監督のイメージしている『東京家族』は僕たちが観たものより、さらに数倍素敵な映画なのだと思う。

メイキングビデオの中では、実際の役者のセリフや仕草と、監督のイメージの隙間を埋める懸命の努力が続く。

イメージを言語化して伝える文芸は、映画や芝居に対して分が悪いなあと思っていたけど、『東京家族』のメイキングビデオを観て、目からウロコが落ちた。

山田監督が表現したい世界は、ぼくが考えているようなレベルではなかった。

何か、それって、映画や文芸だけでなく、あらゆるジャンルに通じるキモのように思える。

イチローのすごさは、技術的なことではなく、彼が他のどんな選手よりも、一番自分のやりたい野球のイメージを持っていることだという説がある。

山田監督のメイキングビデオを観て、納得した。

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