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2013年6月 2日 (日)

なこと、どっちでもいいや。彼女が好きだったキンクスの「日なたぼっこはオレの趣味」でも聴こうっと。

一昨年のこと、年輩の文学者の集まりに参加して杉浦日向子の漫画『合葬』について話をしたことがある。
定例会の課題図書に『合葬』を選んだぼくに対する敵意はすごかった。
詩人が多く集まる会なので、〔詩と批評〕のサブタイトルがついた「ユリイカ 総特集杉浦日向子」を持って行ったことが、逆に彼らの闘志に火をつけてしまったらしく、最近の「ユリイカはなっとらん!!!」と吠えられ、「こんなものはブンガクではない。」
(行間には、とっとと失せろと書きたい)
なんていう気分に充ち満ちていた。
仕方ないので、しばらく我慢して、とっとと失せましたが……。
江戸戯作者を標榜する表現者であった杉浦日向子が日本の出版文化状況について果たした役割について、ぼくよりも遙かに見識の深かろう知識人たちに、教えを請うつもりで課題図書にあげた目論見は、木っ端みじんに吹き飛ばされた。
「ユリイカ」や田中優子・佐高信『杉浦日向子と笑いの様式』などを数少ない例外として、杉浦日向子の仕事は正当に評価されていないと思う。


まあ、そんな頭の固いおじさんたちの評価とは無縁のところで小説を書いたりしたのが、
晩年の彼女の仕事だからなあ。
ヒタヒタと迫る自らの死の予感を暗示して、涙なしで読めない『ごくらくちんみ』。


「これは小説だから、まあ許してやろう」と言われるのだろうか。
それとも「こんな短い小話は小説の名に値しない。ブンガクじゃない!!」
なんて、怒られるのかなあ。
なこと、どっちでもいいや。彼女が好きだったキンクスの「日なたぼっこはオレの趣味」でも聴こうっと。

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