交流している団体のリンク

  • 流山市立博物館友の会
    ブログ主が所属する千葉県東葛飾地域で活動する文化団体。発足から50年近く郷土史の掘り起こしを中心に、様々な活動を展開している。
  • ダムダン空間工作所
    建築家石山修武氏が創設した建築設計事務所。那須のセルフビルドでは多大なご支援をいただきました。
  • 開拓工務店
    自宅のリフォームでDIY作業に協力してくれました。カナダで修行してきた棟梁のユニークな感性が光ります。
無料ブログはココログ
フォト

« 『那須学物語』という本が、とてもいい。 | トップページ | 本日6月23日の沖縄慰霊の日に想う。 »

2013年6月22日 (土)

エンドレスな経済成長を維持しながら、労働者の心の病を減らすなんて荒唐無稽な神話は、もうやめようよ。那須町で「非電化工房」を主催している藤村靖之さんの本を読みながら、そんなことを考えた。

今朝の朝日新聞一面に働く時間の長さと心の病の関連について載っている。
月に80時間以上の時間外労働は、確かに多いけど、問題は時間の長さじゃないだろう。
少なくともぼくの周りに多くいるうつ病患者で、長時間労働が原因だった人は見たことないよ。

数値化しずらい職場環境の方に、問題があるので、問題の根っこはもっと奥深くに潜んでいるし、複雑に原因がからみあっていると思う。

ただ、間違いなく言えるのは、誰もがみんな競争社会に疲れているってこと。
経済成長が幸せをもたらすとは思えなくなっているってこと。
なのに、いまだに、世界で勝てる人材とか、国際競争力のある農業とか、
寝言みたいな、文言がマスメディアの発信する情報の世界で、当たり前のように飛び交っているってこと。

なんだか、ものすごい違和感がある。

農業を株式会社がやれるようにする。一見、もっともらしい。
何か農業に希望が持てるようなイメージを夢に描いてしまいそうだけど、
それって、小規模な起業家的農業経営は、大企業との競争に敗れてさ。
巨大商社や多国籍企業が土地を買って、農家の人は土地を奪われて、
外国の低賃金労働者に対抗出来るような低賃金の農業労働者として雇用される。
つまり結果的には日本にプランテーションが出来るってことでしょ。
プランテーションを知らない人のために、長くなるけどWIKIから引用します。

大規模工場生産の方式を取り入れて、熱帯、亜熱帯地域の広大な農地に大量の資本を投入し、先住民や黒人奴隷などの安価な労働力を使って単一作物を大量に栽培する大規模農園のことである。経営主体は、国営、企業、民間など様々である。
(中略)
コーヒー、天然ゴム、サトウキビ、ヤシ、綿(綿花)その他果物全般などがプランテーション作物として良く知られている。プランテーション作物の多くは商品作物であり、国としてはこれを輸出することで外貨を稼がざるを得ないが、これに依存している度合いが高い国の場合、自然災害などの影響を受けると経済が立ち行かなくなってしまう。こういった経済構造はモノカルチャー経済とも呼ばれる。こうした構造が原因で国内で必要とされる食物の生産がおろそかになり、飢餓の原因の一つになっているとされる。また、特に中米のバナナ共和国と呼ばれる国々で見られるように、先進国のプランテーション企業が巨大な力を持ち、現地政府を牛耳ってしまう例も見られる。

日本なら、こうならないって保証は何もないでしょ。
経済成長を追い求めて、TPPなんぞに突っ走る路線の先には、こんな世界が待っているような、いやな予感がしてならない。
それこそ、低賃金で過酷な長時間労働でもしなきゃ、国際競争には勝てないし。

エンドレスな経済成長を維持しながら、労働者の心の病を減らすなんて荒唐無稽な神話は、もうやめようよ。那須町で「非電化工房」を主催している藤村靖之さんの本を読みながら、そんなことを考えた。

「もうやめようよ」で、この曲を思い出した。

はっぴいえんど「氷雨月のスケッチ」



« 『那須学物語』という本が、とてもいい。 | トップページ | 本日6月23日の沖縄慰霊の日に想う。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 『那須学物語』という本が、とてもいい。 | トップページ | 本日6月23日の沖縄慰霊の日に想う。 »

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31