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2013年4月 7日 (日)

家は持ち歩くことが出来ないけれど、本なら持ち歩ける。DIYによる手作り本を作れば、家族や友人に見てもらえる。

叩きつけるような激しい雨が止んで、けさはのどかな春らしい天気だ。

4月になって、学校でも企業でも新しい年度が始まった。

いろんなものやことが更新される季節。

ぼくも新しいことを始めようと、いろいろ準備している。

その中の一つがDIYによる本づくり。

20数年前、労力を持ち寄ってシェアする日本に古くからある「もやい」という方法で、那須高原の小さな家を作った。

ぼくの家づくりを手伝って、興味を持った人に工具一式を貸与して、技術も教えて、初期投資なしで家を作れるサポートをしたいと思った。

それはそれは強い思いだった。

日経流通新聞も最終面全面を使って、記事にしてくれた。

テレビ朝日の番組にも出た。

マスメディアが取り上げると、一層盛り上がって、奥さんや子どもを合わせると、200人近い人が、手伝いに来てくれた。

「継続するお祭り」だった。

そして、これだけマスメディアに出たのだから、全国から問い合わせが殺到すると思った。

ところが、家を作りたいひとからの問い合わせなど、ほとんど来なかった。

ぼくがやるのを見て、実際にセルフビルドで家を作った人は、何人かいたと思う。

だけど、「もやい」による家作りを目指して、セルフビルダー同士のネットワークを作るという途方もない夢は絵に描いた餅に終わった。

そんな大きな夢のような話ではなくても、お父さんが手伝った痕跡をシェアして、家族に自慢してもらいたかったのに、それも難しいということもわかった。

那須高原の家は、そこを訪れた人だけしか、見ることが出来ないから、ほとんどの人にとっては、楽しい記憶の片隅にしまい込まれて、終わった。

そこでふと、思ったのだ。

家は持ち歩くことが出来ないけれど、本なら持ち歩ける。DIYによる手作り本を作れば、家族や友人に見てもらえる。

何もかも専門家に任せなくたって、自分で出来ることは自分でやってみる。

出版流通という商品市場に乗せることをやめてしまう。

江戸時代の本のように、リトルプレスとして、書店など通さずに、配本してしまう。

ウェブの力を使えば、そんな小さな本でも、全世界の読み手に届けられる。

そんな風に考えた。

若いときのように肩肘張らず、ゆっくりと始めてみよう。

だから今日はポコがメンバーを替えて、再出発した記念すべき一曲。

「バッド・ウェザー」

肩から力が抜けた名曲。何百回聴いても飽きないくらい好きだ。

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