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2013年3月17日 (日)

芦野石を使った「石の美術館」ストーンプラザや、石造の蔵を見ているうちに、「蜂蜜色の石」「ライムストーン」とも称される石灰石「コッツウォルズストーン」を使った建物群のあるコッツウォルズの古い町と芦野が頭の中で交差し始めた。

32歳の時に、勤めていたコンビニを辞めて、小売りや外食など流通業のコンサルタントになる夢も挫折して、これから何をやって生きていったらいいのか、わからなくなっていたときに、三郷の図書館で手に取った大型本にウィリアム・モリスのことが紹介されていた。

19世紀のイギリスにはこんな人がいたのかという衝撃をうけて、それから20数年間、ずっとモリスを追いかけている。

自分の才能の有無は気にせず、モリスが手がけたことは一通り、やってみる。

自分で那須高原に家を作ったのも、フォントに拘るのも、手仕事に手を出したのも、小説や評論めいた文章を書いてみたのも、古民家に興味をもったのも、全部モリスの影響なのだ。

モリスのマルクス主義は、いただけないけど、ソビエト連邦が成立するのを見る前に亡くなった時代的制約を思えば、19世紀人モリスが社会主義に活路を見いだそうとした心境も、理解できる。

そんなモリスが一番好きだった場所がコッツウォルズ。

ケルムスコットマナーハウスという古民家を買い取って、憩いの場所として通った。経済学者大内秀明さんによれば「彼の発想、思索の源泉となり、『ユートピア便り』の舞台にもなった。」という。

賢治とモリスの館

大内さんはブログでこのように書いている。

「賢治」風に表現すれば、モリスはコッツウォルズの「地人」である。モリスのデザインも、詩も、政治評論も、その地人芸術なのだ。コッツウォルズを抜きに、モリスの芸術も、思想も、文学も語れない、それが今度の旅の結論だろう。

もうひとつ「日々草」というブログにコッツウォルズのことが紹介されている。

ウィリアム・モリスが愛したコッツウォルズ

長いこと、那須高原に通い続けて、大好きな場所ではあったけれど、モリスが愛したコッツウォルズと結びつけて考えたことはなかった。

標高500メートル以下の、美しい丘陵地帯という条件は共通するけど、那須には近代に取り残された古い町並みなどないと思っていたから。

けれども、芦野という古い宿場町を知って、俄然面白くなってきた。

芦野石を使った「石の美術館」ストーンプラザや、石造の蔵を見ているうちに、「蜂蜜色の石」「ライムストーン」とも称される石灰石「コッツウォルズストーン」を使った建物群のあるコッツウォルズの古い町と芦野が頭の中で交差し始めた。

DVDつきの『モリスの愛した村』という本で読んだ風景が、美の里づくりコンクールで農林水産大臣賞をとったほどの日本の原風景と重なるようになった。

ブログを書いているうちに、また那須に行きたくなってきた。

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