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2012年9月 8日 (土)

見どころ、聞きどころはたくさんあったけど、なんと言っても玉川奈々福さんの表現力には圧倒される。そして、落語と違って、浪曲は曲師という三味線の弾き手が重要で、本日の沢村豊子さん。この方の表情豊かな三味線の音色に、ゾクゾクして聞き惚れた。

「浪曲タイフーン」かあ。
ピンクレディーの「ピンクタイフーン」は大好きだったけど、おじいさんが青筋たててがなるイメージの浪曲だよ。
いくら妙齢の女性二人が演じるったって、生涯ミーハー宣言のこのオレに、理解できるんだろうか。
そんな心配をよそに、出演する玉川奈々福さんのパワーに押され、小島豊美さんの影響もあって、おずおずと亀戸のカメリアホールに出かけてしまった土曜日の午後。
いい一日になったなあ。
近年は北砂商店街と亀戸のあいだをウロウロしているので、総武線沿線でも結構なじみのある亀戸が会場ってのもよかった。
日帰りの地方出張を含め、昨日まで激しく働いた一週間で、身も心もクタクタだった。
珍しく9時間も眠り続け、おめめぱっちり。
ベストの体調で、初めての浪曲と向き合って、小島さんという最高のナビゲーターが横に居るという贅沢な布陣。
これで、文句なんて言っては男が廃る。
(別に文句なんかないが。)

春野恵子さんの美しい声にうっとりし、玉川カルテットの懐かしい芸に爆笑する。
見どころ、聞きどころはたくさんあったけど、なんと言っても玉川奈々福さんの表現力には圧倒される。そして、落語と違って、浪曲は曲師という三味線の弾き手が重要で、本日の沢村豊子さん。この方の表情豊かな三味線の音色に、ゾクゾクして聞き惚れた。
「浪曲タイフーン」からの帰り道、日本人に生まれてよかった。
そんなことを思いながら、いつものようにソバ味噌を買って、東武亀戸線に乗った。
「東あづま」、「小村井」、「曳舟」
決して浅草や上野のようにメジャーではない東京の小さな下町を通る。
「浪曲タイフーン」の気分を消さないように、気をつけて、車窓から外を眺める。
小津安二郎監督の映画「東京物語」で、尾道から出てきた老母平山とみを演じる東山千栄子が孫と散歩した荒川堤防が見えた。
何でもない土曜の午後のひとときが奈々福さんと小島さんのお陰で、素敵な昭和散策になった。

昭和散策といえば、今週は阿久悠の本を読みふけった。

阿久悠会心の作品なのに売れなかったといういしだあゆみ「渚にて」を貼りたい。

多分、リリースする時代が早すぎたのだろう。

あの日本列島改造の狂騒の時代には地味すぎた楽曲だった。

ラストの「そうだった」というフレーズに、心が震えた。

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