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« 松丸本舗は単体としての売り上げが、どうのこうのという店じゃないはずだ。この店は、決して大げさじゃなく、日本書店史上最強のお店だと思う。図書館で分ける分類に従って、ジャンル別に並んだ棚では、絶対に味わうことのできないスリリングな展開の配列に酔いしれた。 | トップページ | 昨日も15年前にミニコミ誌「わがまま生活」創刊準備号を一緒に作った赤間豊さんと、再会できた。 当時から優秀なランドスケープデザイナーだったけど、年齢を重ね、会社を代表するような立場になって、ますます才能に磨きがかかっている。 »

2012年9月15日 (土)

工場でモノが作られるようにアイドルが生産され、おじさんには名前も顔も覚えられないドングリの背比べのような女の子たちが、「選挙」とやらで、数値化され序列を決められる。 「もう、そんなレベルのアイドルなんざいらねえやッ」

昼間はまだまだ暑い毎日だけど、朝晩は心地よい秋風が吹き始めている。
「17才」でデビューして、「夏」「海」「渚」なんてイメージで、立て続けにヒットを連発していた南沙織がちょっと立ち止まって、ちょうど今のような季節のイメージを歌った曲が「哀愁のページ」

発表されたのは、ぼくが生意気盛りの中学三年の頃だった。

英語が堪能なシンシアだから、イントロの英語の台詞がかっこよくて、そこだけみんなでまねをした。

歌は簡単に口ずさめるような歌じゃないし。

男子ばかりの中学校で、このレコードが発売された頃、クラスの半分以上は南沙織のファンだったんじゃないかなあ。
クラスメートと一緒に電車に乗って、わざわざ有楽町か日比谷あたりにあったお店に行って、南沙織のブロマイドを買ったおぼろげな記憶がよみがえる。
YouTubeで当時の映像を見直すと「元祖アイドル」にして「史上最高のアイドル」だなって痛感する。
間違っても、自分の周りになどいないタイプ。
なんとも言えず心ひかれる天性の美声と、エキゾチックで愛らしい容姿に加えて、利発そうによくうごく瞳に知性まで漂わせていた。

後にも先にも出てこない、空前絶後の存在だったなあ。
「妖精」という言葉でしか、彼女を形容できない。
そして、南沙織の頃までは、芸能人ってのが、遠い存在だった。

南沙織のデビューからほどなく、「スター誕生」という番組が始まって、山口百恵や桜田淳子のような、もしかすると近所で見つかりそうな女の子たちが、アイドルになってゆく。

そして、そのプロセスを、ぼくたち視聴者はテレビで見て、スターの育成に参加した気分になれる。

こうして、おニャン子クラブやAKBといったアイドルグループが出てくる土壌が、ゆっくりと形成されてゆく。

工場でモノが作られるようにアイドルが生産され、おじさんには名前も顔も覚えられないドングリの背比べのような女の子たちが、「選挙」とやらで、数値化され序列を決められる。

「もう、そんなレベルのアイドルなんざいらねえやッ」

いま阿久悠の『夢を食った男たち』を読んで、そんなことを思った。

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