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2012年5月27日 (日)

とうとう昨日、拙著『ぼくたちの野田争議』崙書房出版が発行された。

とうとう昨日、拙著『ぼくたちの野田争議』崙書房出版が発行された。

不思議と高揚した気持ちにはならない。

静かな喜びはあるけれど、校正で精根尽き果てるまでがんばって、校了した時の達成感はない。

以前どこかで佐野眞一さんが本を出版するのは「小瓶に手紙を入れて、海に流すようなもの」だと書いていた気がする。

著者は書き終えたらそこで終わり、出版社が原稿を形にしたあとは公共のものになって、自分の知らないところで誰かが読んで、誤読されたりしても、著者の関与するところではなく、流されるまま、巷を漂い、やがて消えてゆく運命だ。

そんな無常観のような、不可解な感情が、今日の自分を支配している。

ましてや自著を自分で解説するような野暮なことはしないほうがいいでしょう。

読んでもらって、煮るなり焼くなり好きに料理してもらえれば、それで十分。

004

ブックデザイナー平野甲賀さんの事務所No.12 Galleryにご承諾をいただいて、以前購入したフォント「コウガグロテスク」を表紙で使わせていただいたことが、個人的にはうれしい。

いまから20年前初めて活字になった原稿「波静かにして」が載った雑誌が平野さんが装丁を担当していた建築雑誌「群居」だった。

凡才ゆえ、そこから長い年月が経って、やっと出来た単行本には平野さんのフォントを使いたいと念願していたので、思い切って、お願いしたところ快諾してもらった。

もちろん、平野さんが関係しているのはフォントだけであり、表紙のデザイン全般については、出版社と石井の合作である。

平野さんの作品だと思われたら、平野さんが迷惑だと思うので、書き添えておく。

先日、永六輔さんの出演するテレビ番組を見ていたら、震災直後に録画されたこの動画を見たくなった。

再掲かも知れないけど、いま気分にぴたりとはまる静かな名曲なので、はりつけよう。

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コメント

ご無沙汰しております。
本、出たのですね。こんど本屋に行ったときさがします。

コメントありがとうございます。拙著に関心をもっていただき、感謝しております。配本状況については、すでに本屋さんに並んでいるのかどうか、私自身も未確認です。崙書房さんの本は、どこにでも置いてあるわけではないので、電話を入れて、崙書房さんのつきあいのある、ご自宅近所の本屋さんに配本してもらって、受け取るという形が、余計なコストもかからず、おすすめです。

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