交流している団体のリンク

  • 流山市立博物館友の会
    ブログ主が所属する千葉県東葛飾地域で活動する文化団体。発足から50年近く郷土史の掘り起こしを中心に、様々な活動を展開している。
  • ダムダン空間工作所
    建築家石山修武氏が創設した建築設計事務所。那須のセルフビルドでは多大なご支援をいただきました。
  • 開拓工務店
    自宅のリフォームでDIY作業に協力してくれました。カナダで修行してきた棟梁のユニークな感性が光ります。
無料ブログはココログ
フォト

« 「Wi-Fi居酒屋『逆流亭』なう。美味しい地酒が入荷したから、近所の人はおいで」なんて、お客さんにツイートしてもらえたら、いいと思わないかなあ? | トップページ | 自分の「好き嫌い」だけを頼みに、学術的な価値など吹き飛ばしてしまい、今読んで面白い読み物として、古典的名作文学に新たな命を吹きこむ中野さんの手腕は見事だ。 »

2012年5月 6日 (日)

誰よりも国土を大切に思う逆流亭写楽斎の「(戦争)やる気なさ満々の平和論」でした。

5月3日は憲法記念日だった。
娘のピアノの発表会で、バタバタしていて、ゆっくりモノを考える暇もなかった。
今日は連休最後の日。
のんびり、ローテンションでモノを考えるには、いい日だ。

お天気もサイコー。気分がいい。

で、憲法記念日から3日たって、何を思うかっていうと、どうして日本のマスコミってのは、

二項対立をあおるのかっていうこと。

日本人て、二項対立でしかモノを考えられないほど、単細胞じゃないと思うけど。

護憲派は基本的に日の丸や君が代反対だし、それに対して、憲法改正派は「日本人の誇り」とかって言って、天皇を国家元首にとか、靖国神社とか明治時代以降の戦前社会に戻したいように見える。

憲法9条の問題だって、いかにして平和な社会を持続するかっていうことのはずなのに、戦争できる国にするか、しないかってレベルでわあわあ議論しているようにしか見えない。

ぼくは日の丸、君が代問題にそれほど、深い興味があるわけじゃないから、絶対に否定しようとする人たちの気持ちって、いまいちよくわかんない。

実際に戦時中を知らないので、いまわしい思い出ってのもないから、べつにいいんじゃないかなあっていう思いもある。

憲法もしかりで、絶対に変えられないっていうもんじゃないだろうと思う。

ただね、3.11で、いろんなものが見えしまった。

二項対立の図式なんか、自分の中では遙か彼方に吹っ飛んでしまった。

原発事故で膨大な国土が失われた。

例えばぼくが改憲派の政治家の立場だったら、東電の幹部を国家反逆罪で、市民権を剥奪するくらいのことは、やらなきゃ気が治まらないと思うのだけど、石原親子のように、彼らの多くは原発推進の立場である。

ものすごく不思議でたまらない。

一生懸命、アメリカから武器を買って、国境線を守るなんて言っているけど、原発を何個か同時に破壊されてしまえば、日本人は国を捨てざるを得なくなる。

本気で国土を守るには、憲法をうんぬんする前に、原発をやめることが、一番先にやらなきゃいけないことだろう。

じゃあアメリカから買った武器をなんのために使うのかっていうと、「テロとの戦い」とか言って、日本人の兵隊さんがアメリカ人のサポートとして、世界中の紛争地域に出かけて行って使うようになる風景が頭に浮かんでしまうのが、悲しい。

二項対立の図式なんか、一度リセットして、国土を守ることと、日の丸、君が代、靖国神社なんていう心の問題を切り離して考えられないかなあ。

多分、明治維新大好き派の人たちは、

「未曾有の国難に際して、維新の元勲たちは、天皇を中心にした国家体制を作り上げ……」とかって、いきり立つんだろうけど、明治元年から昭和20年までの約80年間で、何度戦争をして、何人の人が亡くなったんだろうって、考えると、戦前社会が「平和な社会を作る」という目的のためには、お手本にならないことくらい、冷静に普通の頭で考えれば、わかると思うんだけど、どうだろう。

平和を構築するためには、「明治の国難を思い出せ。維新の元勲に学べ」はもうやめようよ。

長く続いた戦乱で傷ついた国土と近隣諸国との関係を修復して、その後長く続く平和な社会を作った江戸時代初期の徳川政権の知恵を思い出して、よい部分をいまに生かすことの方が、役に立つよきっと。

地理上の発見に端を発した、世界史上有名な大航海時代のさなか、世界進出をたくらむヨーロッパの列強に対して、南米の国々のように、国を滅ぼされることなく、近隣のアジア諸国と関係を改善し、200年以上にわたって平和を維持した初期の徳川政権のやり方に、学ぶ点は多いのではないかと思う。

大航海時代のヨーロッパ列強の動きについては、ぼくが若い頃勉強した範囲では経済史家大塚久雄が膨大な業績を残している。いまはもっといい書き手がいるかもしれない。

政治家たちが江戸時代に学んで、日本のオリジナリティ溢れる平和論を構築した上で、憲法論議をするというなら、大いにすべきだと思う。

ブクログに田中優子『未来のための江戸学』をアップしていて、そんなことを考えた。

自民党代議士の後援会長の家に生まれて、自衛官の娘と結婚し、産経新聞がバックアップしている「正論の会」にも参加したことのある、誰よりも国土を大切に思う逆流亭写楽斎の「(戦争)やる気なさ満々の平和論」でした。

もう一度言うよ。お天気もサイコー。気分がいい。

だから、再登場やる気なさ満々のキンクス「日なたぼっこは俺の趣味」でくつろいで下さい。

« 「Wi-Fi居酒屋『逆流亭』なう。美味しい地酒が入荷したから、近所の人はおいで」なんて、お客さんにツイートしてもらえたら、いいと思わないかなあ? | トップページ | 自分の「好き嫌い」だけを頼みに、学術的な価値など吹き飛ばしてしまい、今読んで面白い読み物として、古典的名作文学に新たな命を吹きこむ中野さんの手腕は見事だ。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 「Wi-Fi居酒屋『逆流亭』なう。美味しい地酒が入荷したから、近所の人はおいで」なんて、お客さんにツイートしてもらえたら、いいと思わないかなあ? | トップページ | 自分の「好き嫌い」だけを頼みに、学術的な価値など吹き飛ばしてしまい、今読んで面白い読み物として、古典的名作文学に新たな命を吹きこむ中野さんの手腕は見事だ。 »

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31