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2012年4月14日 (土)

三河島駅周辺を歩いて、改めて痛感したけど、三河島事故も、野田争議も、南京事件も、地下水脈でつながっているように思える。

崙書房出版のウェブサイトを見に行ったら、拙著『ぼくたちの野田争議』が紹介されている。

崙書房出版

5月刊と書いてあるので、本当に出版されるらしい。

わかっていても、なんだか不思議な気分で、実感はわかない。

それはさておき、一昨日三河島駅周辺を歩いて、改めて痛感したけど、三河島事故も、野田争議も、南京事件も、地下水脈でつながっているように思える。

人が大勢死んだりした都合の悪い出来事など、臭いものにはふたをして、水に流してしまい、まるで何もなかったかのように振る舞う。

それでも、町の記憶は消せないし、地霊は永遠にささやき続ける。

昔の人はそんな場合、地霊を鎮めるために、いろいろ配慮したわけだが、一直線に近代化に向かって走り続ける社会にはそんな余裕すらない。

20万人の遺体が埋まっている小塚原の刑場の上や下を常磐線や地下鉄日比谷線やつくばエクスプレスが走り抜ける。

ぼくが繰り返し読んでいる名著田中優子『江戸を歩く』の冒頭に、そんな様子が記されている。

過去を消し去りながら、前を向いて走るだけの近代化は、とっくのとうに壁に突き当たっているのに、それに気がつかないふりをして、やってきたツケが一気に露呈したのが3.11だったように思える。

ところが、いまだにそれに気がつかないふりをしているのか、本当に気がつかないのかわからないが、野田君とその取り巻き連中のクレージーさには、哀れさすら漂う。

以前、ある若い学者さんからフランスを中心としたヨーロッパにはエコミュージアムという発想があると聞いたことがある。

エコロジーの博物館というわけではなく、あえて言えば地域(町中)丸ごと博物館っていうイメージで、町の歴史を掘り起こして、発見したものを復元したり、保存したりする運動である。

単なる保存運動ではなく、ミュージアムなのでそれを学習する施設も必要になってくる。

先日、見に行った北砂の東京大空襲・戦災資料センターは素晴らしい展示施設だったけど、区立民営で細々と維持されているのを見て、これでいいのかって疑問もわいてくる。

東京大空襲・戦災資料センター

靖国神社に行って日本人の誇りを取り戻すのも結構だが、戦争がどれほど悲惨なのか、爆撃された後の町の様子を見て、今のアフガンやイラクと同じ風景だと知ることは、それよりずっと大切なことだと思う。

以前も引用したかもしれないが、それでもいい。何度でも書く。

『江戸を歩く』で田中優子はこんなことを書いている。

日本が伝統を重んじる国であるなら、御霊の鎮魂と慰撫を大切にし続けただろう。敵を無視し味方の軍人だけを「英霊」と呼んで特別に祀ったりしないであろう。そういう施設に、国の代表者が参拝に行ったりもしないだろう。日本が伝統を重んじる国であるなら、明らかに御霊とみなされる者たちを、線路で分断しその下に踏みつけにしたりもしない。

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