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2012年4月 8日 (日)

小島豊美さんは自分の内なる声に促されて、評判を呼んだ「江戸東京重ね地図」のバージョンアップではなく、精魂を傾けて全く新しい「今昔散歩重ね地図」を作っている。

一年間、酷使してきた体がボロボロで、骨盤が歪んでいるらしく、調子が悪い。

先週に引き続いて、今週もいつもの治療院にいった。

すると、あの異常な肩痛がピタリと治癒する。

骨盤の歪みが体全体を不調にしていたということらしい。

気分が良くなったので、金曜日は神保町にある(株)ジャピールの小島豊美さんの事務所にお邪魔した。

小島豊美さんは落語や相撲の評論で有名な小島貞二さんの息子さんで、あの「およげ!たいやきくん」のプロデューサーとして名高い人なのだが、最近作った「今昔散歩重ね地図」というソフトを拡充させるために、いろいろアイデアをお持ちだというので、お話を聞きに行った。

歴史の教科書には出てこない庶民の歴史を追い求めているという話をうかがっていて、最近、ちょっと気に入っているエマソンの『自己信頼』のこんな一節を思い出した。

王たちの偉業は歴史に刻まれたが、ふつうの人々が今日、人知れず行う行為にも大きな報酬が与えられていいはずだ。

自分の考えに従って行動するなら、栄誉は王の行為から市民の行為へと移されるだろう。

小島豊美さんは自分の内なる声に促されて、評判を呼んだ「江戸東京重ね地図」のバージョンアップではなく、精魂を傾けて全く新しい「今昔散歩重ね地図」を作っている。ゾクゾクするほど面白いソフトで、iPadで使えるという点も素晴らしい。

ぼくが東葛飾の忘れられがちな歴史に興味を持っているのも、多分小島さんが重ね地図を作っている想いと通底していると思う。

江戸期には徳川幕府の天領だったこのエリアは、明治の新政府になってから、軍事施設ばかり作られて、ぼくたち住人は地域への愛着もプライドも持ちづらいように仕向けられてきたのではないかと、勘ぐりたくなる。

幕府軍は江戸城を明け渡した後に、市川国府台の里見公園に隣接した総寧寺に集結したわけで、反逆者の記憶を持つ土地だからね。

総寧寺は上野の寛永寺と同じで、江戸時代は広大な敷地を持った寺だったという。

周辺に多い日蓮宗の信者に睨みをきかせるために、関宿から国府台に幕府が移したという説もある。

さらに「南総里見八犬伝」は、幕府につぶされた里見氏を再興する物語というのは大事なポイントで、海野弘が書いているように、八犬伝は儒教道徳に凝り固まったつまらない話ではなく、かなりきわどい反体制文学とも読める。

江戸川という天然の堀を持った、国府台から松戸の戸定邸のある高台にかけて、軍隊を駐屯させたくなった明治新政府の思惑もよおく調べると深いものがあるのかもしれない。

それはさておき、荷風と同じように小島さんもぼくも東京で生まれて、縁あって、長い間東葛飾地域に住んでいる。

これから長いお付き合いが出来ればいいなあって思う。

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