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2012年2月 5日 (日)

森の人になるために

昨日、宇都宮にある随想舎 という出版社に直接オーダーした『那須の文化誌』が自宅に届いた。

那須地域の自然、歴史、民俗が一冊でわかるように、ひと通り網羅されている。

同封されていた出版目録を見ると、栃木県の地方出版社のようだが、装丁のセンスもいいし、中身も読みやすい紙面で、好感を持った。
いわゆるマスメディアではなく、こういう小さなメディアが生きている社会が健全な社会だと思うのだが、なかなか状況は厳しい。

けどね。
永井荷風が幕府から弾圧された柳亭種彦のことを書いた散柳窓夕映という江戸小説があった。
出版って、いつの世でも作り手の熱い思いがあるかぎり、苦境と戦って作り上げるものなんじゃないかとも思う。
だから出来上がった作品は、たとえチープな製本であったとしても、機械が作る工業製品とは違う美しさがあるんだ。

きっと僕は店に並んだ本から伝わってくるそんな思いを感じ取りたくて、毎日のように本屋に足を運んでしまうのだろう。
そして大手出版社のようなマスコミが権力と癒着して、我が世の春を謳歌する社会なんて、ろくな社会じゃないことは、3.11以降の状況をみて、骨身にしみるほどよくわかった。

今年から、栃木県の那須という地域と真剣に関わっていこうと思う。

那須の山小屋は自分なりに納得のゆくライフスタイル変革をはかるための終の棲家だ。

建築家隈研吾設計の「石の美術館」で有名な芦野には大平夏澄さんという
東京芸大を卒業した若いアーチティストがいて、「大平食堂プロジェクト」という事業をやっていることを知り、情報交換させていただいている。
森へつづく道
東京に何もかも集中してしまうのではなく、那須のような魅力的な地域に若い才能が集い、新しい文化が生み出されると思うと、ワクワクする。

アメリカではその名が冠された有名なロックコンサートで有名な町ウッドストックは、20世紀初頭からつづくアーティストコロニーだ。

(ちなみにコンサートは住民の反対で、ウッドストックではなくベセルという村で行われた。それだけウッドストックという名称に価値があったのだろう)

町の様子は小手鞠るい『ウッドストックの森の日々』ポプラ文庫に詳しい。


話を那須に戻すと、そんな時に随想舎のような存在は、とても心強い。

これから何年生きられるか、見当もつかないけど、ぼくは老体にむち打って、森の人になるために那須に通い続けるのだろう。

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