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2012年1月 1日 (日)

人に言われたことをやりつづけて一生をすごす人はいくらでもいます。

年末、ふと思い立って、10年くらい前に読んだ上野千鶴子『サヨナラ学校化社会』太郎次郎社(現在はちくま文庫)を再読して、目からウロコが落ちたことがひとつある。
前に読んだ時は読み飛ばしていたこんな一節。

優等生でもまれに、「好きなことやっていんだよ」と言われて、そこで自分の考えややりたいことがなにもなかったことに気がついて鬱状態になる、ということがあるけれど、人に言われたことをやりつづけて一生をすごす人はいくらでもいます。役割をちゃんと果たす官僚とか、家事・育児にすぐれた主婦とか。人間の社会は、役割と期待の網の目でできているから、そのことに疑問をもたずにすむ人はいくらでもいます。

自分には理解出来ないメンタリティなので、上記のような人たちがいることに無頓着で、10年前は読み飛ばしてしまった。
ところが、少しだけこっちも賢くなって、もしかしたら、そういう人たちが一般的で、やりたいことは沢山あるのに、時間も資金も協力者もいないオイラのような人間の方がオカシイのかもしれないということに、やっと気づいたってわけです。

例えば、恥を承知で代表的な例を書いちゃうと、小学校の同級生を集めて、「昭和四〇年代の町内の絵地図を作ろう」って声をかけたけど、誰も協力してくれなかった。
確かに日々の暮らしには何の役にも立たない、金にもならないけど、晩年自分の人生を振り返って自分史を作る時に、最高級の資料になると思ったんだけどな。

50代の今まだ記憶力が確かで、ほとんどのクラスメートが存命の時しか出来ない事業だと思ったのに、残念。

それって一人じゃ作れないし、みんな楽しくないのかな。

平穏無事な日々の暮らしに余計な雑音を入れやがってって、思われてしまうんだろうな。
「こうしていつもあんたはAlone Again Naturallyを聴きながら想う になっちゃうんだ」と、社会学者上野千鶴子先生が教えてくれた。

でもね、きっと、年が開けて、少しずつ道は開けてくるような気がする。

インターネットの力で、以前ならつながるチャンスのない人と、つながる可能性が出てきた。

むかし「わがまま生活」というミニコミ誌の創刊準備号を一緒に作った古い友人の山西幸男さんと始めた昭和散策のデータベースもゆっくりと、出来つつある。

正月早々、フェイスブックでは高校の同級生で写真家・花火職人の橋本玲くんから友達リクエストも来た。

少しずつ風が吹き始めている。

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