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2012年1月 9日 (月)

いま、再び、ロックのようなカウンター・カルチャーを時代が必要としている。

あまたあるロック・バンドの中で、どれが一番好きかというと、ビートルズもビーチボーイズもストーンズも好きだけど、最高峰はロビー・ロバートソン在籍時のザ・バンドだと思う。

(80年代以降にデビューした新しいバンドのことは知らない。
ぼくはロックという音楽自体が、ザ・バンドの解散した70年代で終わってしまったと思っている。
いま若い人がやっている大きい音の商業音楽は単なるポップスでしょう。)

リチャード・マニュエルが自殺する前(多分)のライブを観たことがあるが、何か気の抜けたサイダーを飲んでいるような、物足りなさを感じたことを思い出す。

ザ・バンドによく似たバンドが、真似して演奏しているような不思議な感じだった。

かつて、1968年から76年まで、たったの8年間、この5人のうち一人欠けても作り出せない世界があった。
食べるためにコソ泥までやっていた荒くれロックンロール野郎たちが、ディランと初期のプロデューサーだったジョン・サイモンによって、どんどんアーティストに変化してゆく。
そのプロセスをロビーが自ら語ったのが「ラストワルツ」という映画だった。
ぼくは好きなアルバムだったけど、4枚目のアルバム「カフーツ」の評判が悪かったのが、バンドにとって致命傷になったような気がする。
評判のよかった「南十字星」も含めて、キャピトルから出した最後の3枚のアルバムはつまらなかった。
昨夜、エリック・サティのことを書いた後、思い出したのが「ラストワルツのテーマ」。
映画を最後まで観た人しか知らない曲。
曲名は忘れたけど、サティのCDに、似たような曲があった。
僕はこのシーンが一番印象に残った。
アメリカン・ルーツ・ミュージックしか知らないような男たちが、奏でる不思議なメロディ。
「ロックの面白さ、ザ・バンドの面白さって、これだよ。これ。」なんてつぶやいてしまう。

ディランとザ・バンドが暗殺される恐怖と闘いながらアメリカ南部をツアーしたように、保守層の無理解と対峙したロックは可能性を秘めた音楽だったと思うけど、商業主義の音楽へと拡散して消えていった。

「ラストワルツ」という映画は、ロック最期の日を記録した映画だったとも言える。


でもね。時代は変わった。
いま、再び、ロックのようなカウンター・カルチャーを時代が必要としている。
年寄りのぼくは音楽も芸術も作れないけど、時代の閉塞感を打ち破っていくために必要なのは、1960年代のように若い力がジャンルを問わず、ニョキニョキ出てくることなんだと思う。
ガンバレ。

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