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2011年12月 1日 (木)

松戸の堀江良文堂を賞賛したい

朝、晶文社のメールマガジンが休止になったとのメールが届いた。

毎年出版目録を送ってくれて、みすず書房とミネルバ書房と合同の図書新聞も送ってくれて、それを参考に晶文社から出る新刊本を買いまくっていた時代があった。

それも今は昔になってしまった。

晶文社は数年前に違う会社になってしまったから仕方ないのかもしれないけど、晶文社ファンとしてはツライ。ものすごくツライ。

晶文社が好きだったからこそ、創業者の小野二郎を知り、小野が尊敬するモリスを知り、小野とモリスに魅せられた今の自分がいる。

ずっとむかしから、既製のアカデミズムから自由なポップカルチャーの香りが漂う本づくりをしてきた唯一無二の出版社だった。

植草甚一など、晶文社そのものじゃないか

調子に乗ってぼくは、平野甲賀のフォントだって、大枚叩いて買ってしまったのだ。

晶文社の本を意識して買ったのは、意外と遅くて1984年石山修武『秋葉原感覚で住宅を考える』が最初で、松戸駅前の堀江良文堂書店だった。

なんだか切なくなって、今夜もふらふらと堀江良文堂に寄った。

三階のエッセイの棚を見ると、昔なら、晶文社から出版されるような著者の本が、犀のマークなしの装丁で並んでいた。

そこで、ふと思った。

晶文社は変質してしまったが、松戸の駅前にいまなお堀江良文堂があることがどれほど素敵なことかって。

みぞれ混じりの冷たい雨が振り続く中を、良文堂だけが今日唯一の救いだと思いながら、家路についた。

晶文社のジャズ本の代表作がビリー・ホリディ自伝の『奇妙な果実』。

この曲を貼ろうかと考えたが、あまりにも凄惨な写真の連続で、曲調も暗すぎる。

少しでも希望が欲しい。だから今夜はサム・クックの「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」

きっといつか、いい日が来るよ。

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