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2011年11月23日 (水)

魔法の杖なんかないんだよ。(再び)

ひさしぶりにオウム真理教の話題がメディアを賑わしている。

世の中が乱れると、カルト教団やカリスマ政治家や偏狭なナショナリズムが出てくる。

ところがこんな時、おれたちのような一般ピーポーの魂の救済をミッションとすべき既存の宗教界が何にもやっていない感が強い。

オウム真理教の経義なんぞ興味ないけど、何が嫌だって、ダサいしセンスが悪いから嫌なのだ。

他人のことは知らないけど、自分が何かする時、ダサい世界と美しい世界があったら、美しいと感じる方向に行きたい。

おれはオウムに入ることをかっこいいと思うような、醜悪な現代の若者のセンスをぶっ潰したいのだ。

同時に、疾走する自転車で通行人を怯えさせ、駅のホームで人を押しのけてゆくことをカッコ悪いと思わない奴らのセンスもぶっ潰したい。

「江戸は君たちのようなヒトの来るところじゃないよ。人々が何百年間も狭いところで、お互い譲りあって暮らしてきたのだから。」

仏教でも、基督教でも、洗練された美学がある。

ニッポンには仏教だけでなく、茶道や華道や、俳句、短歌のような、美意識を磨いてゆく本来クールな文化があるのに、難解な哲学用語なんかが出てきて、おれたちには難しすぎる。

例えば柳宗悦の仏教美学の頂点といわれる『美の法門』など、何を言いたいのか、さっぱりわからん。

小野二郎著作集を読むと、明治大学教授だった小野ですら「わかんない」と心情を吐露している。

もちろん、おれの「わかんない」とは、レベルが違う「わかんない」だとは思うけど、いずれにせよ「わかんない」のは困る。

同じように天心もいまだに理解されていない思想家だと、小泉教授は言っていた。

そこで、小泉教授に教わったとおり、『茶の本』を英文で読むことにして、本を買った。

柳も天心も、長い時間をかけて、少しずつ理解してゆくものなのかもしれない。

時間をかけたくない、インスタントに世の中の森羅万象を説明できるような「魔法の杖」を求めるような若者のあせる気持ちにつけこんでくるんだよね。カルトや偏狭な思想って。

インスタントと戦おう。暮らしのリズムを再構築しようよ。

魔法の杖なんかないんだよ

いまはそんなことを考えている。

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