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2011年10月26日 (水)

山口昌男を見て、わが師を想う

今日の夕刊を見たら山口昌男が文化功労者に選ばれたという記事が目に飛び込んできた。
2ヶ月前に山口昌男のお陰ですという文章を書いたばかりだ。
最近、山口昌男の話題が少ないと思っていたので、とてもうれしい。
明治維新と呼ばれる一連の事件を敗者の側から見る視点。
もちろん永井荷風を始め、多くの知識人が挑んできたテーマだけど、『挫折の昭和史』『敗者の精神史』『内田魯庵山脈』はそれを巨大なスケールで痛快なユーモアたっぷりの読み物に仕立て上げた。
山口昌男の該博な知識と筆力に敬服すると同時に、ぼくの人生を狂わせた三冊だと思う。
これらの本に誘われて、本にあるような「街かどのアカデミー」を探してさまよい歩いた末に、流山市立博物館友の会にめぐり合った。
そこにはヒエラルキーとは無縁の市井の自由なネットワークに集う人々がいて、彼等の手で、毎年1冊分厚い「街の記憶」が紡ぎだされる。
それが「東葛流山研究」という研究誌で、来年で30号になる。
書き手はプロの作家や学者もいるが、一般の勤め人や主婦も数多く入る。
集った人びとは肩書きなど関係なく、文章を書く喜びを知り、眠っていた才能を開花させる。
プロデューサーの山本鉱太郎氏が忍耐強く、常人には理解しがたい精神力とエネルギーで、継続してきた賜物だろう。
山口昌男のニュースを見て、今日は改めて、身近な師である江戸東京人山本鉱太郎を想った。
この師への感謝の気持ちをいつまでも心に刻もう。

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