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2011年10月24日 (月)

ブンガクってなんだろう。そんなにエラいのかな。

今日、ある集まりで杉浦日向子「合葬」について、少し話をした。
ぼくは評論家でも学者でもないので、一ファンとしてのレポートしか出来ないのだけれど、
「合葬」はブンガクか、ブンガクじゃないのかって、ある知識人の方に問われてしまった。
そんなこと、今までこれっぽっちも考えたことなかったので、来てはいけない集まりに出かけてしまったのではなかろうかと、考えこんでしまった。
論文ならいくらでも内容について論ずることは必要だとおもうけれど、実作者のはしくれとして言わせてもらえば、創作は好きか嫌いのどちらしかない。
そういや杉浦日向子が最後に書いたのは掌編小説だったが、じゃあそれはブンガクかブンガクじゃないかなんてことも、考えたことないなあ。ヤバイ。
漫画も、掌編小説も、「ソバ屋で憩う」のような不思議な本もすべて杉浦日向子という稀有なクリエーターの作品として楽しめればそれでいいと思っている。
日向子の描く江戸は、今の僕たちの住む世界につながっている。
だからライブ感覚で楽しめる。
ぼくが本を読むときは、なつかしい音の響きが作品のなかから聞こえてきたり、色が浮かび上がってきたりして、イマジネーションを刺激されるのが、楽しいのであって、ぼくの好きなクリエーターは、W・モリスにしろ、荷風にしろ、植草甚一にしろ、ジャンルを超えた表現活動をしているひとがほとんどだ。
ブンガクであろうが、なかろうが、本なんざ、古今亭志ん生の言葉を借りれば、「なくってもなくっても、どうでもいい」暇つぶしに過ぎないのだから、楽しめたか、楽しめなかったかだけが重要だと思う。
ブンガク談義が恐ろしいから、こっそり「合葬」を選んだのに、やっぱしブンガク談義に引き戻されてしまうのかと思うと、正直メゲル。
ブンガクってなんだろう。そんなにエラいのかな。
ブンガクって。

1960年代の練馬という町で、思い切りブンガクではない、「カウンターカルチャー」の洗礼をうけてしまった体質は、一生もとに戻らないだろう。
おっと、「カウンターカルチャー」なんて、いろんな文化現象を十把一からげにジャンル分けする言葉も野暮だったね。
昔、建築家の集まりに行ったとき、「建築とは」なんてテーマで延々と議論する人びとを見て、不思議な感じがした。
「そんな議論している暇があったら、ブロック二段、ちゃんときれいに積んでみ。」
家一軒作るのにのたうち回っているセルフビルダーとしては、そう言ってやりたかった。
なんだか、ブンガク論議もそれと似ているような気がして、文壇だの、なんとかペンクラブだの
ってのも、ぼくには場違いな世界のような気がするなあ。
つまらぬ文章を書き連ねてしまった。
もう寝よう。



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