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2011年5月 7日 (土)

「コドモノクニ」の世界へ行きたい

連休の終盤、根津神社のつつじ祭りの帰り、久しぶりに東京一有名な町の小さな書店千駄木往来堂書店に寄った。

しばらく行かないとダメになっている店が多いし、妻と娘が一緒だったので、果たして二人が楽しめる場所かどうか、ちょっと不安だった。

けれども、大正解。

妻が『コドモノクニ名作選』を見つけて、嬉々として買っている。

帯にはこんなフレーズが踊る。

「東山魁夷、藤田嗣治、竹久夢二、亀倉雄策、脇田和が絵を描き、野口雨情、北原白秋、サトウハチロー、金子みすゞ、まど・みちおが詩を寄せ、室生犀星、濱田廣介、小川未明、内田百けん、坪田譲治が童話を創り、「兎のダンス」「アメフリ」「雨降りお月さん」などの童謡が生まれた - 。幻の絵雑誌がここに甦る!」

これだけでもすごい、確かに豪華メンバーだけど、僕と妻の意見が一致したのは、絵画主任だった岡本帰一の作品で、存在感が頭ひとつ抜けている。

岡本帰一の作品を見ると、子供時代(もしかしたら生まれる前)の一番遠い記憶が甦るような、懐かしく優しい気持ちにさせてくれる。

戦前の昭和初期の日本に、こんなに優しくて、モダンな世界があったんだ。

もしかすると日本という国の長い歴史の中で、僕が一番好きな時代が1920年代のこの時期かもしれない。

松岡正剛の名著『日本流』の世界とも共通するけど、『コドモノクニ名作選』はビジュアルに理解できるから、より一層心に響く。

岡本帰一が描いた「遊ぶ子どもたちの影絵」がすごくいい。

僕の子供時代もこうして遊んだ。

それなのに、戦争がこの子供たちから遊びを奪った。

大人たちよ。ここに立ち返ろうよ。

坂本龍一が寄せている「贈る言葉」の一部を紹介する。

『コドモノクニ』は子どもに夢を託すものだったのだろう。

ここにはその当時の人たちの理想がある。

そんな『コドモノクニ』を日本人は長い間忘れていた。

でも忘れているだけで、つながっているんだと思いかえさせてくれる。

そして子ども目線の大切さを。

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