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2011年3月21日 (月)

『青べか物語』の海

山本周五郎の『青べか物語』という小説を読んだことがある。

昭和初年の頃の千葉県浦安市をモデルに、浦粕という架空の町を作って、そこに住む貧乏で、こすいけれど、イキイキと生きていた住民を描いた傑作である。

そんな『青べか物語』の町浦安市が地震の影響で大変なことになっている。

埋立地の液状化現象がひどく、激しく地盤沈下している。

かつて浦安は自然の恵み豊かな遠浅の海を持っていた。

確か谷津干潟が世界遺産に登録されたけれど、浦安が『青べか物語』の海を残していれば、貴重な海であったことは間違いないだろう。

そこが昭和40年ころから急激に埋め立てられ、地下鉄東西線やJR京葉線が通り、住宅地や東京ディズニーランドが作られたことは、皆さんご存知の通り。

高度経済成長期に膨張する東京の人口を吸収するために、土地が作られることは仕方なかったと思う。

けれども、そろそろ大胆に考え方を変える必要がある。

例えば東京ディズニーランドなど東北の復興のために、仙台あたりへ移転したらどうだろうか。

そして、広重が「名所江戸百景」で描いたような東京湾の美しい海を、『青べか物語』の海を、その跡地こ再現してもらえないだろうか。

幕末の浦安市猫実あたりの風景はこんな風だった。

まるで桃源郷のような美しい風景だと思う。

関東大震災で、東京の町は大きく変貌した。

いまここでやるべきは復旧ではなく、想像力を駆使して新しいビジョンをうちたてることだと思う。

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