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2011年1月23日 (日)

魔法の杖なんかないんだよ。

子供の頃からずううっと、人が生きてゆくには何か黄金律があると思って、長い間それを探し求めてきた。

そのたびに本にだまされ、人にだまされ、挫折感と疲労感にさいなまれてきた。

いや、今思えばだまされたと思ったこっちが馬鹿なだけだったのかもしれぬ。

勝手な幻想をいだいたのはこっちのせいなんだから。

人が宗教やマルクス主義やナチズムのような思想を信仰する姿は美しく、気高いが、滑稽でもある。

だって他人が作った宗教や思想なんて、嘘ばっかりだからだよ。

ある人にとっては、自分の目で確かめた事実かもしれないが、それを見ていない別の人にとっては、ある人の口を通して語られた言葉は、事実ではない。

簡単な伝言ゲームを見れば一目瞭然である。それなのに、頭のいい人は無理矢理それを事実と偽って、善良だが愚かな人々に信じ込ませる。

人間の言説はすべからく、ポジショントークだ。

立場が変われば、さっきまで言っていたことなど忘れて、違うことを言い出す。

それが人間という生き物のどうしようもないサガ。

だから僕はキリスト教とか、マルクス主義だとか、頭のいい人が考えた大文字の理論は一切信じないようにしている。

自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の皮膚で感じた事実だけを信じる。

そして、そんな大文字の理論に頼らず、自前の手作りの思想をこしらえる。

この一五年間ほどやってきたのはそんな努力だった。

独裁者が魔法の杖で万事を解決する。

そんな幻想をもち、魔法の杖に頼れば、だまされるに決まってる。

学校でいい成績をとったよい子ちゃんほど、だまされる。

オウム真理教の事件がその典型例だよね。

それから、共産主義が壊れて、資本主義万歳の世の中になって、すべてがうまくゆくと信じた善良だけど愚かな人々は、金融機関に財産を奪われた。

千円札一枚か、二枚使って、ちょっとだけ経済史の教科書を読めば、財産を失わずにすんだのにね。

魔法の杖なんかないんだよ。

宗教も思想も哲学も、ぜーーーんぶリセットして、自分が直接取材したものだけを信じる。

例えば明治の初年に新政府がどんな宗教弾圧を行ったか、かつて北小金にあった旧一月寺の遺構や、国府台の総寧寺の現状を見れば一目瞭然である。

教科書読んで、事項を暗記したって意味ないよ。

目で見た、耳で聞いた情報を、心に焼き付けて初めて自分の血となり、肉となる。

歴史の勉強って、そういうことだと思う。

今はウェッブを通じて世界大の図書室を自分のiPhoneの中に作れる時代だ。

だったらなおのこと、iPhoneを片手に、万巻の書にふれながら、町を歩いて、人に会って、何でも見て、自分のオリジナルの思想や世界観や歴史観をこしらえることが可能な時代になった。

この社会変革を大いに利用しようぜ。

未来を担う若者たちよ。

以上は昨日、ある会合で感じた所感である。

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