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2010年12月 4日 (土)

森さんから「神の国」について、もっと聞きたかった。

昨日、新聞を読んでいたら、東大の政治学の先生が仙石官房長官の「暴力装置」コメントついて、政治家はユーモアが足りないと書いていて、ちょっと面白かった。

さらにネットで見ると、その言葉の原典とされるマックス・ウェーバーの『職業としての政治』について、議論が白熱している。

若い頃、少しだけウェーバーをかじったので、岩波文庫から出ている『職業としての政治』も読んだ記憶があるけど、講演をまとめた本なので、雑駁な内容でウェーバーの著作としてはあまり出来のいい作品と思えず、面白くなかったから、詳しい内容も覚えていない。

したがって「暴力装置」という言葉の可否についてどうこう言う資格はない。

それよりも、民主主義国家にとって危険だと思うのは、「言葉狩り」の問題。

森首相が「天皇を中心とした神の国」発言をしたとき、マスコミはわあわあ騒いで、森首相を退陣させてしまった。

今思えば、あれはとてもまずかったと思う。

森さんの言う「天皇」や「神の国」の中身がどういうものだったのか、政府や自民党に、もっときちんと説明してもらわなければいけなかったし、マスコミも冷静にそれを報道する義務があった。

僕も日本は「神の国」だと思う。

宮崎駿の「千と千尋の神隠し」をはじめとする作品群をみていると、つくづくそう思う。

「日和下駄」を書いた荷風さんに倣って、路地裏を歩いて、淫祠を見つけると、なるべく手を合わせるようにしている。

森さんの考える神の国と、僕の考える神の国と、どこが同じで、どこが違っているのか、そんな知的作業をするべきだったし、マスコミも国民にそのための情報をもっと提供して欲しかった。

森内閣を倒して、こと足れりとしたマスコミや政治家が、今度は仙石さんに襲いかかる。

こうして、臭いものにはフタをしながら、お馬鹿な平成ジャパンの国民はさらにどんどんお馬鹿になってゆく。

まるで格闘技の試合でも予想するかのように、「自衛隊と中国・北朝鮮の兵力比較」といった文言の見出しが表紙で躍るような雑誌が書店に並んでいる。

そんな本を出して戦争をあおるようなことをしている暇があったら、「神の国」や

「暴力装置」について、国民的な議論を深めるような本を出せ。

国民的という言葉は、そういうときに使うんだぜ。

マスコミが、ワンフレーズしか語れない政治家に、本当は実在しない「国民的人気」という呼称の幻想を付与することは、ファシズムだと思う。

「ファシズムに対抗して、社会の木鐸として民主主義を育成する役割を果たす」

マスコミの皆さん。

それが、いや、それこそが、僕たちには入れないような一流大学を卒業して学問を修めたハズの、てめえらのやるべきことだろ。

顔を洗って出直してこい。

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