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2010年12月11日 (土)

暮らしのリズムについて

何だか毎日が慌ただしく、あっという間に一年が過ぎて、もう12月だ。

去年と変わらないのは、まだ老犬が生きているってこと。

キャバリアという心臓に欠陥を抱えた犬種で、15歳まで生きたのは、本当にすごいことなんじゃないかと思う。

少しずつ今まで出来たことが出来なくなって、弱る一方だけど、どっこい生きてるってのがいい。

今日は文章講座で95歳まで作家活動を続けた井伏鱒二のことを勉強した。

前にも書いたが、ぼくは自殺した人が大嫌い。

天才的な文豪だとおもうけど、芥川龍之介や三島由紀夫がいまいち好きになれないのもそのせい。

その点、井伏鱒二の生き方って、理想的だ。

好きなことをやって、よき友や弟子にも恵まれ、周辺になんとなく温かい空気が漂っている。

その点では、小津安二郎に似てるかもしれない。

井伏さんは一見、飄々としているし、簡単そうに書いているけど、ものすごいクリエーターで、「ジョン万次郎漂流記」には舌を巻いた。

すごさがわからないくらいすごい作家で、こんな人、今いるのかしらね。

自分はたいしたことないです、みたいな顔をして、実はさらっと傑作をものにする力量の人。

平成ジャパンでは、「オレ様」ばかり目立ってるね。

まあそれはそうと、スピーカーから高田渡のアルバム「漠」が流れている。

沖縄生まれの詩人山之口漠の作品に渡さんが曲をつけたもの。

これがとってもいい。何遍聴いてもいい。

とりとめのない話が続く。

この一年で最大の発見は、自分が一番大事にしているテーマが「時間論」だってわかったこと。

「時間論」ったって、別に難しい話じゃなくて、日常生活のリズムだったり、四季のうつろいのスピードだったり、音楽におけるリズムだったり。

例えば、国立新美術館と、ブリヂストン美術館の時間の流れ方は明らかに違うし、町にもそれぞれ固有のリズムがある。

落語家だって、それぞれのリズムや間がある。

去年、「路地裏のユートピア」というエッセイを書いた。

そこで発見した暮らしのリズムの問題を、もう一回作品に投影してみよう。

いま、密かにそんな構想を練っている。

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