交流している団体のリンク

  • 流山市立博物館友の会
    ブログ主が所属する千葉県東葛飾地域で活動する文化団体。発足から50年近く郷土史の掘り起こしを中心に、様々な活動を展開している。
  • ダムダン空間工作所
    建築家石山修武氏が創設した建築設計事務所。那須のセルフビルドでは多大なご支援をいただきました。
  • 開拓工務店
    自宅のリフォームでDIY作業に協力してくれました。カナダで修行してきた棟梁のユニークな感性が光ります。
無料ブログはココログ
フォト

« さようなら、紙の本。 | トップページ | 森さんから「神の国」について、もっと聞きたかった。 »

2010年11月23日 (火)

仙道オペラの不思議な世界

11月23日は樋口一葉の命日だそうである。

その命日にちなんで、小金宿の東漸寺で仙道作三さんのオペラ「ひとりオペラ 樋口一葉 恋の和歌」の公演があったので、見に行った。

7月に仙道さんご本人からお誘いをうけていたので、前から楽しみにしていた。

9月、10月の体調が悪い時期だったら、3時間の公演の間、座っているのは無理だったから、体調が戻ってタイミングもよかった。

雨上がりの東漸寺の紅葉が見事で、久々にワークブーツ履いてガシガシ歩いて、写真を撮りまくった。

これぞ「日本の美」という風情でしょ。

JRは日本中の人を新幹線に乗せて京都に連れて行こうとするけど、こんな身近な場所にだって、素敵な寺があって、ちょっと誇らしくなる。

夜景もたいへん美しいのだが、技術が未熟で、上手に撮れなかった。

それはさておき、オペラの方は、摩訶不思議な世界。

イタリアオペラのアーチストが、一葉の和歌を歌うという。

こういうのを和魂洋才とでもいうのだろうか。

仙道流の美学に裏打ちされた一葉ワールドは、宗教的で江戸の残照というより、古代人のような面影をもった一葉が描かれていた。

自分の好みは竜泉での雑貨店経営を経た後の奇跡の14ヶ月のあたりなので、もうすこしそのあたりを盛り上げてもらうとうれしかったけど、これもまたよし。

「たけくらべ」の冒頭が朗読されると、目頭が熱くなった。

こんな大傑作を書きながら24歳で死んでしまった娘の気持ちが伝わってきたような気がしたから。

同じように、志半ばで亡くなってしまった、多くの友のことも想った。

まだ60代半ばの仙道さんだが、あと10年生きられるかどうかわからないから、出演した若い人に志をつないでゆくのだと話しをされた。

集団就職で秋田県から出てきて、自分の才能を信じて勉強を重ねて、ここまで完璧な仙道ワールドを作り上げた熱意と努力に、大きな拍手を送りたい。

来年の本郷での公演が楽しみになってきた。

« さようなら、紙の本。 | トップページ | 森さんから「神の国」について、もっと聞きたかった。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仙道オペラの不思議な世界:

« さようなら、紙の本。 | トップページ | 森さんから「神の国」について、もっと聞きたかった。 »

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31