交流している団体のリンク

  • 流山市立博物館友の会
    ブログ主が所属する千葉県東葛飾地域で活動する文化団体。発足から50年近く郷土史の掘り起こしを中心に、様々な活動を展開している。
  • ダムダン空間工作所
    建築家石山修武氏が創設した建築設計事務所。那須のセルフビルドでは多大なご支援をいただきました。
  • 開拓工務店
    自宅のリフォームでDIY作業に協力してくれました。カナダで修行してきた棟梁のユニークな感性が光ります。
無料ブログはココログ
フォト

« ジャンルは違うけど、20世紀でいうとビートルズ。 | トップページ | 盂蘭盆会の最中「藤田の乳白色」と出会った。 »

2010年7月10日 (土)

「トリックスター」として生きる

今日は文章講座だった。

小川未明の「赤いロウソクと人魚」がテーマだった。

そのお話の中に香具師が出てくる。

ようするにフーテンの寅さんのような稼業の人。

「トリックスター」って言葉がある。

文化人類学の山口昌男は、周縁的な要素によって世界は活性化されるという「中心と周縁」理論を唱え、中心と周縁を転換させるトリックスターの存在を紹介した。

トリックスターとはウィキペディアの定義では、神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を引っかき回すいたずら好きとして描かれる人物のこと。

寅さんは主人公であるけれど、トリックスターの要素が強い人物だ。

そして。うまくいっている人間集団には必ずトリックスター的存在がいて、周囲を笑いの渦に巻き込みながら、人々の感性を解き放ってくれる。

最近、自分のことを丸出ダメ夫なんて言ってるのも、江戸の戯作者を見習って、そろそろトリックスターになる修行でも始めようかなんて、考えているからだ。

僕には小田健人という自分史上最高のトリックスターがついていてくれるので、個人的には困っていないのだけれど、最近どこへ行っても、出会うのは学生時代からわがままを言わずに、与えられたことをきちんとやってきた優等生ばかりで、どうも具合がわるいのだ。

日本の社会自体が多様性を失って、産業界や官界で努力した人・そこから落ちこぼれた人の2種類に色分けされていっているような気がする。

まるでオセロをやっているみたいに。

いままで、自分にはトリックスター的要素がほとんどないと思い違いしていたのだが、6歳の時、幼稚園で落ちこぼれて以来半世紀近く、落ちこぼれ人生で、青春時代は好きになった女性にふられ続け、周囲を和ませていたことも思い出した。

だから、寅さんに共感するし、トリックスターとして生きてゆく資格、十分かしらんと、ちょっと自惚れてみたりする。

なんだか人生が楽しくなってきた。

« ジャンルは違うけど、20世紀でいうとビートルズ。 | トップページ | 盂蘭盆会の最中「藤田の乳白色」と出会った。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「トリックスター」として生きる:

« ジャンルは違うけど、20世紀でいうとビートルズ。 | トップページ | 盂蘭盆会の最中「藤田の乳白色」と出会った。 »

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31