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2010年3月 7日 (日)

ちょっとすごいぞ。立原道造

「ずいひつ流星」に書いたエッセイを最初から全部読み直していたら、あることに気づいた。

どうも自分は時代が変化しても、自分のスタイルを守り続ける人に惹かれる傾向があるということ。

勤め人をやっていると、なかなかそういうわけには行かない。

毎年のように変化する経営環境に合わせて、仕事のやり方も変化せざるを得ないし、一緒に仕事をやる仲間もどんどん変化する。

だから時代におもねることなく、熱狂から遠いところにいる人が好きだ。

それはそうと、流星の仕事を仕上げている時に、参考文献としてたまたま眼にした本が芳賀徹『詩歌の森へ』中公新書で、その中に立原道造のことが載っていた。

流星の辻野さんから立原道造という名前は教えてもらったことがあったが、不勉強でどんな人なのか知らなかった。

ちょうどいい機会だと思い、調べ始めると

「この人かっこよすぎる!」じゃないか。

誰かが「人というより妖精」と評したが、然り、納得する。

タイタニックの頃のレオナルド・ディカプリオをもっと繊細なイメージにしたような人。

詩人で、辰野金吾賞を3回もらった東大出身の建築家で、自分でデザインした洋服を着て、肺結核に冒されて、美しい恋人に看取られながら、24歳での死の間際に

「5月のそよ風をゼリーにして持ってきて下さい。」

なんて、キザなセリフを言っても、さまになっちゃうのがすごい。

その恋人も姿を消して、ひっそりと生きたっていうのもかっこいい。

あまりに見事な短い人生。

何で彼の人生が映画になってないんだろ。

この人が流山に住んでいたということは、とても大事なことで、東京日本橋に生まれ、短い人生の何年か父親の実家のある流山に住み、江戸川の風景に心惹かれ、いくつかの詩を残している。

自分が10代の頃、道造を知ったら、大きな影響を受けただろうと思う。

残念ながら馬齢を重ねてしまい、道造の寿命の2倍以上生きてしまい、すっかり鈍感なオヤジになった。

ちょっと気恥ずかしいが、明日、詩集を買いに行く。

勇気をだして。

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