交流している団体のリンク

  • 流山市立博物館友の会
    ブログ主が所属する千葉県東葛飾地域で活動する文化団体。発足から50年近く郷土史の掘り起こしを中心に、様々な活動を展開している。
  • ダムダン空間工作所
    建築家石山修武氏が創設した建築設計事務所。那須のセルフビルドでは多大なご支援をいただきました。
  • 開拓工務店
    自宅のリフォームでDIY作業に協力してくれました。カナダで修行してきた棟梁のユニークな感性が光ります。
無料ブログはココログ
フォト

« 今年も気ままに始まった | トップページ | 「グローバル・スタンダード」と「路地裏のユートピア」 »

2010年1月11日 (月)

平和ボケで何が悪い。英雄などいらぬ!

年末に古い知人からメールをもらった。

そのメールには「坂の上の雲」に関連してこんなことが記されてあった。

「日本を小馬鹿にした清国を破り、さらに傲慢なロシアを海陸で打ち負かしたのは、近代日本黎明期の金字塔とも言えるできごとだった。

今よりもっと厳しい過酷な時代に、国の危機に活路を切り開く青年た

ちがいたというのは誇り得べきことである。」

のだそうだ。

ふーーーん。

明治の歴史に詳しいわけじゃないから清国やロシアが、本当に日本を馬鹿にしたのか、傲慢だったのかどうか、オレは知らない。

もし、仮にそれが事実だったとしても、そんなことでいちいち戦争していたら、国民はたまらない。

馬鹿にされて為政者は腹立たしいで済むが、戦争で実際に命を落とすのは国民である。

戦争などしないで国民が平和に暮らせる世の中がいいに決まっている。

「誇り得べきことである。」どころか、おれは戦争したというだけで、もう明治の為政者などろくなもんじゃないと思う。

本当に優秀な為政者なら戦争しないで、心安らかに暮らせる世の中を作るように努力するだろう。

徳川時代の為政者たちのようにね。

血気盛んな「青年たち」には戦争じゃなく、平和な手段で活路を切り開く英知を伝えるのが、複雑な思考回路を持った大人たちの役目だとおもうのだが、古い知人はオレのような人間を平和ボケと「小馬鹿」にするんだろうな。

平和な時代の歴史には英雄など必要ない。

だから、平賀源内のようなふざけた奴が出てくるだけで、あとは庶民の平凡な暮らしがあるだけだ。

そんな庶民の平凡な暮らしを研究するのが民俗学という分野。

要するに英雄の出てこない歴史の研究。

いままでカビ臭くて、興味のなかった民俗学の世界が少しずつ面白くなってきた。

知人のように「日本の伝統と誇り」とやらが好きで、「自虐史観」とか「美しい国」なんて言っている人たちの視野には永遠に入ってこない、ナショナリズムには全く縁のない庶民の平凡だけど「美しい」暮らし。

W・モリスや柳宗悦が憧れ、宮本常一が探し訪ねたような庶民の暮らし。

戦争は貧困に乗じてそんな暮らしを壊しにやってくる。

今年はもっともっと勉強しよう。

まだ間に合うはずだから。

« 今年も気ままに始まった | トップページ | 「グローバル・スタンダード」と「路地裏のユートピア」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平和ボケで何が悪い。英雄などいらぬ!:

« 今年も気ままに始まった | トップページ | 「グローバル・スタンダード」と「路地裏のユートピア」 »

最近のトラックバック

最近のコメント

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31