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2010年1月11日 (月)

今年も気ままに始まった

大晦日に一葉の「大つごもり」、正月は岡本綺堂「相馬の金さん」と、古典の世界に浸っていたので、体のリズムが江戸・明治に逆戻り。

おまけに江戸期の関所について、息子が書いた論文を手直ししたりして、過ごした。

それなのに、今週も三連休である。

なかなか元に戻れない。

ま。戻れないついでに、こっそりと刺激的な一節を紹介する。

「京都では『日本の首都は今でも京都』ということになっている。天皇は東国鎮撫の為、東幸したのであって、アズマエビスが開化しさえすれば、心安らかに還幸するのだそうだ(百二十余年かけてもひらけないアズマエビスなんざ、いいかげんお見限り、うっちゃって京へお帰り遊ばせ。わしら未開のままでしあわせよ)。

明治二年(一八六九)、天皇は京都を離れ、東京へ遷ったが、遷都の詔は発布されなかった。それだから東の京、東京は京都の東部仮出張窓口に過ぎず、真の首都は京都なのだ。」

そうである。杉浦日向子『入浴の女王』の一節である。

「お江戸でござる」でにこやかにほほえんでいた日向子さんのテレビでは語れない本音であろう。

岡本綺堂「相馬の金さん」も切ない。

主人公が新政府軍に追われて、切腹するエンディングはポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの映画「明日に向かって撃て」のラストシーンを思い出させる。

しかもその舞台はわたしのふるさと根岸のお行の松である。

フィクションとはいえ、同じ町内が舞台だ。

他人事じゃない気がする。

読みたい人はちくま日本文学全集の「岡本綺堂」が手頃なのでどうぞ。

杉浦日向子の解説「うつくしく、やさしく、おろかなり」が絶品。

解説だけでも読む価値あり。

散漫な文章になってしまったが、今年もこんな気ままな調子で始まる。

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