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2010年1月 2日 (土)

年賀状

年賀状をアップします。

正月のくだらねえお笑いTV番組以上に、くだらねえ年賀状。

久々にやっちまった感が、ありあり。

寝床の中で五分間で作ったんだから、ま、こんなもんだよ。

新年明けましておめでとうございます

 ムニャ、ムニャ、眠いよおう。ん。くすぐってえじゃねえか。鼻の頭がむずがゆい。何だよこりゃ。ネコのヒゲだよ。そおっと薄目を開けると、目の前にクソ気持ち悪い黒ネコの顔がある。雄ネコのキキノスケである。タドンのような真っ黒い顔の真ん中に、永遠に口内に収納されぬ、だらしなくはみ出したタラコ色のベロが不気味だ。しょうがねえなあ。ま、中に入れ。黒ネコは毎朝夜明け近くになるとやってくる。

 屋根の上ではさかりのついた四歳の雌ネコヒナコがドタドタと走り回る。ネコは夜明けとともに起き、明るい時だけ活動する不定時法と呼ばれる「明け六ツ・暮れ六ツ」の世界に生きている。のんびりしていいな。人間だって、江戸時代はおんなじだったのに…。誰が悪いんだ。担当者を出せ。担当者を。

 「いれーて」今度は娘だ。就職し、トラックに乗って野菜を配達している長男を家から追い出し、自分の部屋をもらって、自分のベッドで寝るようになったのに、朝になるとやって来る。この娘もどうやら「明け六ツ・暮れ六ツ」の世界に生きているようだ。六歳はまだ人間と言うより動物に近いのであろうか。

 いてっ。黒ネコがオレの手を噛む。「早くメシをくれ」の合図である。このネコも昔は「しょんべんネコ」と呼ばれ、上着やカバン、鉢植えなど、家中でしょんべんしまくる馬鹿ネコとして君臨していた。最近はそれも飽きたのか知人の間では「ゲロネコ」として名高い。毛玉など関係なく、食べれば吐く。最初は具合でも悪いのかと真面目に心配したが、そんな状態で医者にも行かず、どんどん太って一〇年も生きている。たいていのゲロには慣れたが、天井の下の梁に昇って噴水のように家中にゲロをばらまいた時は、さすがに最初に拾った三郷のマンションの裏庭にそおっと置いてこようかと真剣に家族会議が開かれた。

 布団から婆さん犬のハニーがのっそりと起きて、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、よたよたしながら、水飲み場に向かう。両目とも失明したので時間がかかる。こいつも昔は「デズニーの『わんわん物語』のレデーちゃんそっくりだ」ったはずなのに、一四歳の今じゃまるで河原の枯れススキだよ。ま、こっちも飼い始めた時分は三十代の青年だったのに、草臥れた白髪の爺さんになっちまった。あいこだ。仕方ねえ。

 隣では二人目を産んでから、とみに貫禄を増してきた妻がすやすやと気持ちよさそうに眠ってる。どうせ、四十の手習いで始めたピアノの発表会でしくじる夢でも見てるんだろう。

近頃のわけぇもんは知らないだろうが、子供の頃、田舎の婆ちゃんから反面教師として聞かされた「小原庄助」の唄を思い出す。 

♪小原庄助さん、なんで身上つぶした? 朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上つぶした、あ~もっともだぁ、もっともだぁ♪ 

ああ正月くらい「小原庄助」でいたい。婆ちゃん、あと少し寝てもいいよね。

  二〇一〇年 元旦

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