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2009年11月 3日 (火)

カップ麺のような便利な小説

来年出る新しい研究誌の原稿にはまっていて、気もそぞろ。

ブログの更新が遅れている。

いま、はまってるのが農業問題。

自分で耕すという昨今の流行の「ベランダ菜園」とかではなく、野菜の行商について調べているうちに、いろんな問題が見えてきて、気になっている。

このままでゆくと日本の農業ってどうなってしまうのだろうか。

乙川優三郎「さざなみ情話」を読了。

「さざなみ情話」は貧しい農村から、借金のかたに娼婦として売られた娘の悲しい物語である。

江戸は好きだが、時代物は苦手な自分としては辛かったが、松戸が舞台の小説なので、なんとか読み終えた。

この作家が人気の理由は、わかったけど、こんな小説が今の人は好きなのかと思うと、ちょっとブルーになる。

上手だし、わくわくさせられて、どんどんページをめくりたくなるのだが、主人公の心象風景が語られすぎなのだ。

これだったらまだ、台詞だけで構成される映画を見ている方が、まだ想像力を刺激される。

著者の仕掛けを読み解きながら、少しづつ大きな構想を理解してゆくのが、読書の楽しみなのに、そんな楽しみなど与えてくれない、カップ麺のようなこんな便利な小説が、いまの人のお好みなら、自分は小説など書いても、意味がないような気がする。

農業だけでは食べていけない貧しい農村のことを考えていたら、変な方向に及んでしまった。

今日はこれまで。

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