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2009年10月 3日 (土)

「フウチ」と間合い

「フウチ」っていう雑誌があって、2004年の創刊号の特集が、画家の猪熊弦一郎と、そのころよく行っていた黒磯と那須にあるSHOZO CAFEだった。創刊号にしてはずいぶん地味な所に目をつける雑誌だと感心して、いそいそとページをめくった記憶がある。

その「フウチ」が台東区蔵前に拠点を移して、作った特集「下町にあるもの 繋がることの大切さ」はよかった。

一年前に出た本だけど、最近吉祥寺の書店啓文堂で見つけた。

台東区には流行に左右されない静かな落ち着いた暮らしが残っていることがわかる。

ふるさと根岸の町壊しの現状など見ていると、絶望的な気分になっていたけれど、「フウチ」を読んですこし気が晴れた次第。

写真の技術のことは、よくわからないけど、微妙なぼけ加減の写真たちが、独特の間合いを作り出している。

この「間合い」が最近失われているんだよな。

辞書を引くと、相手とのほどよい距離感だったり、「ころあい」、とか「ひま」とか書いてある。

電車に乗ってもこっちが降りる前に乗ろうとしてくる若い男。

ホントに増えている。

君はそんなに疲れているいるのかい。

通勤電車の中で飲食する若い女性。

ホントに増えている。

人間を人間たらしめているのは生理的欲求をコントロール出来るからだよ。今食わないと君は餓死するのかい。

誰かに教えてもらうわけでもなく、大人になるにつれて、自然と身についていった目に見えみえない世の中のルールが、急激に風化している。

長生きするのがホントに幸せなのか、よくわからなくなる。

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